- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041579343
作品紹介・あらすじ
お金と手間と努力さえ惜しまなければ、誰にでも必ず奇跡は起きる! センスを磨き、腕を磨き、体も磨き、自ら「美貌」を手にした著者によるスペシャル美女エッセイ!
感想・レビュー・書評
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林さんすごく共感できる。
いいオンナって感じ。価値観似てる。
オンナのことちょっと好きになった気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美女入門は、少しでも努力して頑張ろう、というのがコンセプトで、女がいかに美しく、魅力的になっていくかを林さんなりに指摘しようというものであるようです。
『〝美人服〟を買った』という項目で「少女の頃から女であることの自覚と作戦を充分練ってきた人」とあって林さんのそう言った表現の仕方が好きです。
90年代後半にananに掲載されたものとあり、当時私は小学生。今読むと時代を感じられるのでそれも面白いと思います。そう言った意味で一番面白いと感じた項目は『遙かなり、メイク道』でした。コーゲン堂。
「女はキレイじゃなければダメ。キレイじゃなければ生きていたってつまらない。このキレイというのは、何も生まれついての美人というわけじゃないんだ。センスを磨き、腕を磨き、体も磨いている女のことを、私はキレイなコと呼ぶ。」
「手抜き一分、イメージ一生」
「美人に会っても決してめげない。少しでも得るものをもらい、明日への糧とする反省こそ、向上心につながるものである。」
美女になるために努力したいなと思える一冊です。 -
最近のエッセイよりこの時期のエッセイが好きです!
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「手抜き1分、イメージ一生。」
「頭のいいコは、自分らしさを守ったままやることはちゃんとやる。」
初めてエッセイ集のようなものを読んだ。
発行されてから時が経っているけど、教訓になるような文章も多くあって面白かった!イラストかわいい -
バブル時代における「消費による自己実現」を体現するような存在であった著者が、1997年から雑誌『an・an』に連載したエッセイをまとめています。
著者自身もすでに結婚しており、連載中に出産を迎えていますが、80年代の活躍していたころと変わらない、コンプレックスと上昇志向をさらけ出しつつもエネルギーにあふれる文章だと感じました。この時代はまさに日本は不況のまっただなかでしたが、だからこそ読者は著者のエネルギーに励まされたのか、それとも冷ややかな思いで受け止めていたのか、すこし気になります。
もっとも、うっかり「バブル時代を経験したひとの上昇志向が暑苦しい」などと発言すると、若いひとから「長期不況を経験したひとの諦念を聞かされるのは鬱陶しい」と反発されるだけに終わりそうですが。 -
果たしてこれはanan読者層に届くのか…?と30代が馴染んできた私は思う。
中には歯にもの着せぬ物言いに高圧的・傲慢・自慢気と思うかもしれないけど,言うて林真理子のエッセイだ。
自分で稼いだ潤沢な資金源があるのだから,そういう生き方や物言いになるのは納得だし,むしろ胡散臭なくて潔い。
シンプルに生きたいと軌道修正してしまった私ももっと若い頃はブランドの服や靴を,バッグを買え買えどんどんで増やしていったなぁ。
この時期を経て落ち着いた今の自分,真理子さんに「ちょっと保守スギジャナイ?」なんて言ってもらいたい。 -
友達がくれた本。少し前に読もうと思ったときには、あまりにしょうもなすぎてすぐに読むのをやめてしまった。でも何となく処分もしにくくて、そのままに。
ふと思い立ってまた読み始めたら、意外と読み進めることが出来て、数日で読了。
でもやっぱり、特に面白くもなかったし、読んでも何も身にならなかった。(笑) -
連日の猛暑で頭を使う本や難しい本を読む気にならないので、寝転んで何も考えずに読める本としてチョイス。面白くないということはないが、生暖かい眼差しを送りたくなる。
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自虐と自尊心が絶妙なバランスだなぁ、と感じました。
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毒舌なエッセイである。たぶん、好き好きなのだろうが、私は好きである。ファッションやエステ、芸能ネタを基準にいろいろ語っていて面白い。大胆な文章で有名人の名前入りだから、なお一層ヒットした作品なのかもしれない。