宋姉妹: 中国を支配した華麗なる一族 (角川文庫 ん 3-36)
- KADOKAWA (1998年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041954263
感想・レビュー・書評
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確かに、これだけ姉妹で違った栄枯盛衰を歩んだ家族もそうはいないだろう。
3姉妹の人生を追うと二十世紀の中国が語れてしまうのがすごい。
実際はNHKのドキュメンタリー。ほかにも三時間の映画、もしくは大河ドラマにでもしたくなりそうだ。
やっぱ頼るべきは二番目なんだな笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かなり前に購入し、放ったらかしだった一冊。
清国終焉から現在の中国の始まりまでを、宋三人姉妹を軸に書かれたノンフィクション作品。
中国側から見た第二次世界大戦、中国と台湾との関係…学校では時間切れで詳しく学べなかったことが、あった。
本作は1998年に書かれているので、それから更に年月は過ぎ世界情勢は変わっている。21世紀の今、終戦記念日前日に読んで非常に面白かった。
孫文の意志を継ぎ、中国共産党立ち上げに奔走した(結果的にそうなった)次女美慶は、今の中国を天国からどう見ているのだろうか…と思ってならない。 -
三姉妹の激動の人生がとても面白かった。
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4041954266 221p 1999・7・5 8版
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三姉妹の運命に圧倒されて惹きつけられてグイグイ読んでしまった。
激動の中でそれぞれの生き方をして、でも最後同じ墓に入ったという所に何だかグッときてしまった。
自分も三姉妹なんで余計に。
そして自分もなんだが三姉妹次女ははみだしてること多い気がする。 -
宋家の三姉妹の数奇な運命と中国の激動の時代がリンクする・・・小説のような本当のお話です。
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昔、映画を観たような気がするが、内容はほとんど忘れていた。姉妹はかなり美化されているようだが、この本を読んで、中国共産党勝利の謎が少し理解できたような気がする。
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長女靄齢(あいれい)は財閥の御曹司孔祥熙と、次女慶齢(けいれい)は革命家孫文と、三女美齢(びれい)は蒋介石と結婚する。政治と金と武力が結びつき「宋王朝」と呼ばれる体制ができた。
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中国に渡った際に持参した本の1つです。