宋姉妹: 中国を支配した華麗なる一族 (角川文庫 ん 3-36)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041954263

感想・レビュー・書評

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  • 確かに、これだけ姉妹で違った栄枯盛衰を歩んだ家族もそうはいないだろう。
    3姉妹の人生を追うと二十世紀の中国が語れてしまうのがすごい。

    実際はNHKのドキュメンタリー。ほかにも三時間の映画、もしくは大河ドラマにでもしたくなりそうだ。

    やっぱ頼るべきは二番目なんだな笑

  • かなり前に購入し、放ったらかしだった一冊。
    清国終焉から現在の中国の始まりまでを、宋三人姉妹を軸に書かれたノンフィクション作品。
    中国側から見た第二次世界大戦、中国と台湾との関係…学校では時間切れで詳しく学べなかったことが、あった。
    本作は1998年に書かれているので、それから更に年月は過ぎ世界情勢は変わっている。21世紀の今、終戦記念日前日に読んで非常に面白かった。
    孫文の意志を継ぎ、中国共産党立ち上げに奔走した(結果的にそうなった)次女美慶は、今の中国を天国からどう見ているのだろうか…と思ってならない。

  • 三姉妹の激動の人生がとても面白かった。

  • 4041954266 221p 1999・7・5 8版

  • 三姉妹の運命に圧倒されて惹きつけられてグイグイ読んでしまった。
    激動の中でそれぞれの生き方をして、でも最後同じ墓に入ったという所に何だかグッときてしまった。
    自分も三姉妹なんで余計に。

    そして自分もなんだが三姉妹次女ははみだしてること多い気がする。

  • 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    二十世紀が始まろうとしていた中国で三人の姉妹が産声を上げた。財閥の娘として生まれた彼女たちは、アメリカで豊かな青春時代を過ごす。そして帰国した三人は、それぞれの伴侶を求めた。長女靄齢は財閥・孔祥煕へ、次女慶齢は革命家・孫文へ、三女美齢は政治家・蒋介石へ嫁いだ―。これはまた、彼女たちの人生の大きな岐路であった。様々な思惑が錯綜する、革命という時代のうねりの中で、それぞれに愛憎と確執を抱きながら生きた三姉妹。ときにしたたかに、ときに純粋に、己の信じる道を生きた三人の運命を描きつつ、激動の中国史を活写した、出色の歴史ノンフィクション。

  • 宋家の三姉妹の数奇な運命と中国の激動の時代がリンクする・・・小説のような本当のお話です。

  • 昔、映画を観たような気がするが、内容はほとんど忘れていた。姉妹はかなり美化されているようだが、この本を読んで、中国共産党勝利の謎が少し理解できたような気がする。

  • 長女靄齢(あいれい)は財閥の御曹司孔祥熙と、次女慶齢(けいれい)は革命家孫文と、三女美齢(びれい)は蒋介石と結婚する。政治と金と武力が結びつき「宋王朝」と呼ばれる体制ができた。

  • 中国に渡った際に持参した本の1つです。

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著者プロフィール

1956年生まれ。専門は日本史全般。帝塚山大学・大阪商業大学非常勤
講師。著書に『森琴石と歩く大阪』(東方出版、共編著)、『歴史探
索のおもしろさ』(和泉書院)など。

「2017年 『館長と学ぼう 大阪の新しい歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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