- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042955023
感想・レビュー・書評
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ダ・ヴィンチコードが面白かったので、ロバートラングドンの第一作というこっちの作品を読んでみました。こちらも一気読みの息を付かせぬ展開でした。またまた、カトリック、教会、ヨーロッパの美術に興味が湧きました。
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なるほどそう来たか!というラストとオチでした。面白かった。キリスト教に馴染みがなくても面白い。
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下巻は驚きの連続
宗教vs科学の構図には考えさせられるものがありました。
それにしても、ラングドンが不死身すぎる(笑) -
面白かった。
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話の内容は面白かった。
しかし上中下巻の内容がすべて1日で起こったことと考えるのは少し私にとっては難しかったことと、
美術を嗜んでいないと細かい部分までの想像ができない。
しかし、ある意味では史実に忠実に作られているような世界観が作られている。 -
ふー、息もつかせぬ展開と結末・・・。
エンターテイメント作品としてホントに面白かった。
結末のどんでん返しは、この盛り上がりからしてこれしかないなと思ったけど、
それでもやっぱり驚いた。信じられないという感じ。
ボクは無宗教に近い生活を送っているけれど、宗教・信仰って、
人間が生きていくうえで大切な存在なんだと、ちょっと考えさせられた。
それにしてもイルミナティのアンビグラムは見事。
デザインしたデザイナーに拍手だな。 -
反物質の処分の仕方があまりにハリウッドで笑ったのは置いといて(/^o^)/
最後に明らかになる黒幕の動機に、今回も言葉を失いました。
あまりにも純粋で身勝手な動機は、ダ・ヴィンチコードのシラスに通じるものがありますが、今作はより狂信的です。彼の告白部分は読んでいて背中が寒くなりました。
シラスの犯行が「私はこうありたい」と自身の信仰心に準拠した内的葛藤があったのに対して、今作の黒幕の動機は「我々はこうあるべきだ!世界はこうあるべきだ!彼等(枢機卿達)の死は、人々の信仰を取り戻すために必要なものだったのだ!」という、あまりに独善的な価値観に基づいています。や、もちろんシラスも人々の信仰心を取り戻したい故の犯行ではありましたが、今作の黒幕はより直裁的だったんですよね…恐ろしい位に(°_°)
何も告げることなく、1人孤独に死んでいったシラス。
神の声を聞いた、私は真に正しいことを行ったと声高に主張し、人々の目の前で壮絶な死を遂げた今作。
対照的な二人ではありますが、彼等を突き動かした【神の存在を希求する】思いは共通しています。
今回の黒幕には、最後に思わぬ彼自身の秘密がある人物によって告げられるのですが、この辺はちょっとドラマ持たせすぎかな〜(°_°)
そんなわけで、やっぱり今作も、ローマとバチカンを奔走したラングドン達ではなく、最後の最後で大立ち回りを演じた真犯人がお株を奪う存在感を発揮しまくっていたのでした。
あと、やっぱりラングドンの恋愛要素は蛇足感ハンパないよな〜(笑)