天使と悪魔 (下) (角川文庫)

  • 角川書店
3.84
  • (666)
  • (836)
  • (928)
  • (52)
  • (10)
本棚登録 : 6783
感想 : 467
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042955023

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ダ・ヴィンチコードが面白かったので、ロバートラングドンの第一作というこっちの作品を読んでみました。こちらも一気読みの息を付かせぬ展開でした。またまた、カトリック、教会、ヨーロッパの美術に興味が湧きました。

  • なるほどそう来たか!というラストとオチでした。面白かった。キリスト教に馴染みがなくても面白い。

  • 下巻は驚きの連続
    宗教vs科学の構図には考えさせられるものがありました。

    それにしても、ラングドンが不死身すぎる(笑)

  • 下巻は驚きの連続だった。
    4人の枢機卿の命をめぐるイルミナティの謎解きと、
    徐々に明らかにされる登場人物たちのもつ背景、
    そしてその顛末。
    そして作者自身が美術家に頼み込んで作ってもらったというイルミナティの6つの紋章。美しい造形と対称性、芸術性。
    1つ1つ、話が進むにつれ登場するが、最終的にあのような素晴らしい形に納まるとは、依頼した作者もだが、制作した美術家の実力には驚かされる。
    1節話が進むにつれて、明らかになる真実。
    どんでん返しが繰り返され、物語が最終的に行き着く先はまったく予想がつかなかった。

    中学生の頃に大流行したダヴィンチ・コードを読んで以来、読んだダン・ブラウンの著作はこれでやっと2作目だが、ダヴィンチ・コードよりも話の展開は斬新で予想も付かず、非常に惹きつけられ一気に読みきってしまった。
    ラングドンが主人公の作品は、本作とダヴィンチ・コードと、さらにもう1冊あるそう。ダヴィンチ・コードの読み直しも兼ねて、近いうちに読んでみたい。

  • 面白かった。

  • 話の内容は面白かった。
    しかし上中下巻の内容がすべて1日で起こったことと考えるのは少し私にとっては難しかったことと、
    美術を嗜んでいないと細かい部分までの想像ができない。
    しかし、ある意味では史実に忠実に作られているような世界観が作られている。

  • 下巻は真ん中ころからオチへ。

    この後にダビンチコードやインフェルノへ続くと思うと納得。

  • ローマ、ヴァチカンを舞台にしたミステリー。圧倒的スケールの壮大なストーリー。
    自分はキリスト教に詳しくないが、キリスト教、ヴァチカンをテーマにした素晴らしい小説だった。
    難解で分かりにくい部分もありながらも続きを読みたくてしょうがない本であった。
    この本を持ってイタリアに旅行に行きたい、ラングトンが回った場所を私も実際に訪れてみたい。
    素直にそう感じられる本だった。また、科学に対して博識なヴィットリアと美術に詳しいラングトンも良いコンビであった。お互いに助け合って困難に立ち向かっていくところがよても読みごたえのある小説だった。

  • ふー、息もつかせぬ展開と結末・・・。
    エンターテイメント作品としてホントに面白かった。

    結末のどんでん返しは、この盛り上がりからしてこれしかないなと思ったけど、
    それでもやっぱり驚いた。信じられないという感じ。

    ボクは無宗教に近い生活を送っているけれど、宗教・信仰って、
    人間が生きていくうえで大切な存在なんだと、ちょっと考えさせられた。

    それにしてもイルミナティのアンビグラムは見事。
    デザインしたデザイナーに拍手だな。

  • 反物質の処分の仕方があまりにハリウッドで笑ったのは置いといて(/^o^)/
    最後に明らかになる黒幕の動機に、今回も言葉を失いました。

    あまりにも純粋で身勝手な動機は、ダ・ヴィンチコードのシラスに通じるものがありますが、今作はより狂信的です。彼の告白部分は読んでいて背中が寒くなりました。

    シラスの犯行が「私はこうありたい」と自身の信仰心に準拠した内的葛藤があったのに対して、今作の黒幕の動機は「我々はこうあるべきだ!世界はこうあるべきだ!彼等(枢機卿達)の死は、人々の信仰を取り戻すために必要なものだったのだ!」という、あまりに独善的な価値観に基づいています。や、もちろんシラスも人々の信仰心を取り戻したい故の犯行ではありましたが、今作の黒幕はより直裁的だったんですよね…恐ろしい位に(°_°)

    何も告げることなく、1人孤独に死んでいったシラス。
    神の声を聞いた、私は真に正しいことを行ったと声高に主張し、人々の目の前で壮絶な死を遂げた今作。

    対照的な二人ではありますが、彼等を突き動かした【神の存在を希求する】思いは共通しています。
    今回の黒幕には、最後に思わぬ彼自身の秘密がある人物によって告げられるのですが、この辺はちょっとドラマ持たせすぎかな〜(°_°)

    そんなわけで、やっぱり今作も、ローマとバチカンを奔走したラングドン達ではなく、最後の最後で大立ち回りを演じた真犯人がお株を奪う存在感を発揮しまくっていたのでした。

    あと、やっぱりラングドンの恋愛要素は蛇足感ハンパないよな〜(笑)

全467件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ダン・ブラウンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×