天使と悪魔 (下) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042955023

感想・レビュー・書評

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  • 初読
    本気でネタバレあり。

    お、おう。
    おう…

    下巻のみで
    火の教会→水の噴水→サンタンジェロ城→ヘリ
    とラングどんの生命危機に瀕し過ぎ、助かり過ぎわろた

    セルンのコーラ所長はまたこのパターンか!?
    と思ったけどそれを上回るミステリのセオリー。
    でもまぁそれも気持ち良く。

    ただ信心か狂気か?みたいなのはなんというか…
    信心を結果的に冒涜してる気がしないでもない。


    そして最後はやはりヒロインwラングどんとヒーローヴィットリアの
    ファ〜〜〜〜ンで締めくくり。

    ダ・ヴィンチコードでヴィットリアどうなっていたっけ?
    あと西洋人はヨガに幻想を抱きすぎではないのかw

    それよかガリレオの図表、どうなのよ…

  • 正直期待外れだった。黒幕は比較的早い時期から分かるし、黒幕の行動原理も勘違いと狂気というなんともな結果。
    ラングドンの見せ場は飛び込みだけで、あとはことごとく推理を外している。ヴイットリアはじめ、周囲の方が遥かにセンスがあるという。その上、本気だすのは結局女のためかよ…と思うとがっかりした。

  • 枢機卿が3人殺され、ハサシン(殺し屋)と接触して、いよいよ爆弾探しを始める下巻。中巻から見え見えの盛り上がり部分での繋がりだったので、非常にあざとい。

    正直なところ、下巻全般に渡り、辻褄合わせの言い訳が続くため、お世辞に良い出来だと思えない。中巻から必死に敵をほのめかしていた人たちの役割をひっくり返したり、ラングドンがあたかも死んでしまったような描写を引っ張ってからの生還など、中巻までのテンポが完全に失われてしまっている。

    あと、映画を意識しているのかどうか不明だが、解決してからの章もBBC記者で小さいオチをつけたり、そういうのはもう少しコンパクトにやるべきだろう。

    「ダ・ヴィンチ・コード」と比べると、CERNのあたりが面白かったが、テロの構造もシンプルすぎるし、わざわざ3巻で引っ張る内容でもなかった。上下巻なら上巻☆4、下巻☆3てとこだった。

  • 結末は映画と一緒。
    でも、映画では語られなかった回想なんかもあってよかった。
    でもさー……今後アメリカ人とカナダ人は、二度とバチカンに入れなくなっても文句言えないよねー(笑)
    バチカン図書館と貴重な資料の惨状を思えば

  • ダ・ヴィンチ・コードと同じくこちらも上司の奥様が貸してくれた。「まだ読んでないけど、あなたの方が読むの早いから」と言われ、慌てて読んだため記憶が薄いので再読したい。

  • 初ブラウン。サスペンスあり、アクションありミステリありと・・盛り沢山のとても読み応えのある作品。そりゃハリウッド映画にもなるワケだなぁと納得!教会や絵画など・・現地の写真がいくつも載っているので、読んでいてありありと情景が思い浮かぶ点もとても良いなぁと思いました^^

  • 購入→売却

  • 「ダヴィンチ・コード」に続いて、「天使と悪魔」を読みました。

    スピーディな展開で確かに面白かった。

    でも理系の私としては、どうも気になるところ、というか納得できない点が幾つか見られた。

    反物質を作り出すというのに世界最大の加速器を使っているのに、それを安定に維持する入れ物が簡単に手で持ち出せるというのはどう考えても変。きっと作り出すのと同じぐらいの強い電場や磁場で閉じ込めないと安定じゃないだろうと普通考える。

    もう一点、バチカン内に時限爆弾としてその反物質が置かれるのだが、置かれている場所が判らないのにも関わらず、そのビデオが保管箱のバッテリーが切れる時限付で撮影されており警備室で見えている。
    どう考えてもそのビデオは電波を使っているとしか考えられないのに、そのビデオのある場所を特定することができない。ビデオシグナルがハッキリ判るぐらいなら、簡単に電波の出所は特定できるハズなんだがなぁ。

    ローマ市内の地図と順番にスポットを回って行くところはなかなか映画化向きだけど、上記の科学的?な考えの浅いところがあるので映画にするのは難しいかも。どうやってごまかしてくれるのか楽しみという見方もある。

    2006年11月15日 読了。

  • 科学と宗教の両立の難しさに唸り声が出そうだった。
    あまり普段から熱心に信仰する宗教がないからか、宗教の良いところも科学の良いところも合わせればそれでいいのでは?
    と、思ってしまうけど、熱心に信仰してる人からすれば譲れないところもあるんだよなぁ…と改めて考えさせられた。
    トリックも凄いし、実はまだまだ秘密とされていることが世界にはあるって感じさせてくれるところがウキウキするなと思った。

  • 最後まで読まないとわからない物語。理解しがたい人の心。少しやるせない気持ちになる。バティカンの仕組みがいろいろ知れたのは良かった。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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