聖なる黒夜(上) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.21
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本棚登録 : 1829
感想 : 170
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  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428083

感想・レビュー・書評

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  • 今の所、及川が一番気になるキャラ。番外編の「歩道」を読んで、ようやく練の内面に肉付けが出来た。

  • ここ最近ではかなりな長編もの。1週間、通勤時間にどっぷり楽しみました。警察小説として知り読みましたが、恋愛ものとした方がいいのでしょう。暴力・性描写はかなりきつめでした。
    星3つの理由は、麻生のキャラが私的にあともう一つだったのと、練の不運な過去や心の闇に比べ、犯人側の苦しみはいまいち書ききれていなかったこと。自分の子供を殺した人間ならいざしらず、その周辺にいた人間までを焼き殺す、そこまで狂気的な気持ちになるには3人が3人とも説得力がなかったのでした。ある夜のある犯罪を起点につながるさまざまな人物の恋愛小説として面白く読みました。そうはいっても登場人物はちょっと多すぎ。

  • はまった。ひさびさに全てを放り出して読みふけった。多くの登場人物が魅力的なのと、文章や全体の重みが自分にちょうどよかった。

  • 下巻へ

  • これは面白かった。ぐいぐい引き込まれました。
    もっと早く読めばよかった。

  • 一年くらいハマってました。
    何度も何度も読み返してはため息。

  • キャラにはまる。犯罪者とわかっていても惹かれてしまう。

  • なにしろ登場人物が多い。伏線もたくさんある。
    なので頭を整理するために紙に書いていこうと思ったらA4用紙いっぱいになった。
    読んでる側をひとときも休ませない、
    息切れしそうな展開がたくさんある。
    ただし設定が設定なので、女性はともかく、
    男性は好き嫌いがハッキリわかれそうだなぁ。
    個人的には、久々にズッシリと読み応えのある推理ものに出会えたので満足だ。

  • 「RIKO」に登場していた人物の、また別の物語。
    生々しく、ドロドロした内容ですが、麻生と山内の接点が少しずつ明らかになる流れで、下巻も早く読み進めたい感じです。
    「自分は正しい」と信じている麻生が、この先どう崩されていくのか。
    山内の感情の変化も気になります。

    おまけの部分は、下巻を読んでからの楽しみに取っておきます。

  • お前が好きだよ。好きだ。便所でゲーゲー吐いてたおまえに惚れたんだ。あの吐きっぷりとうめき声と、俺の親指をしゃぶったお前の舌づかいにヤラレたんだよ。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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