- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043625024
感想・レビュー・書評
-
『スプーン』の改題・文庫化版
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
超能力者と呼ばれる人たちのメディア外の姿を追ったノンフィクション。
あるのかないのか、ホントウなのかウソなのか。
「ない」モノやコトを「ある」と言う人たち。それを科学や物理の法則に当てはめて「ない」と否定する人たち。
分からないから知りたい。でも分からない。 -
2002年
大分前に読んだので少しうろ覚え。
最後の2人のやりとりが凄く印象的。
森達也さんの文章って好き。 -
超能力の有無は問題ではなく、超能力者をやってる人たちはどういう人たちなのか?という所に焦点をおいた密着ドキュメンタリー。
面白かった。
再版されてる「ゴーストハント」で超能力者の扱いについてもちらっと出るので、併せて読むといいかも。 -
職業をエスパーにした人たちの日常、メディアで見るエスパーたちの本音などがすごく丁寧に書かれていて面白かった!!超能力はあるかないか、幽霊や宇宙人はいるかいないか、この本はそんなことを主張したわけじゃないし、森達也なんて目の前で長年さんざん不思議な現象を見てきても、「結局わからない」っていうスタンスを取っている。さんざん見ても大槻教授のように「絶対インチキ」という認めない人もいれば、見てもないのに盲目的に信じる人もいる。この本はそんな頑なになってしまう人間の不思議さや、不可思議現象を隠そうする何年にもわたる社会の流れ、メディアのあるべき姿をできるだけ客観的に述べようとしている。清田益章、秋山眞人、堤裕司の3人が3人ともキャラクターが違っているのも面白い。特に清田さんの傷つきやすさや、時々すごくエラそうなところや、超能力者としての能力の揺れ具合、そして清田さんの親の愛情など、小説やマンガの主人公みたい。
-
スプーン曲げの清田益章など3名の「超能力者」を被写体として撮られたテレビドキュメンタリーのディレクターによる1998年の記録。
-
内容(「BOOK」データベースより)
スプーン曲げの清田益章、UFOを呼ぶ秋山真人、ダウジングの堤裕司。かつては一世を風靡し、「超能力者であること」を職業に選んだ彼らは今、どんな日常を送っているのだろう。三人に興味を抱いて、八年間にわたって取材を続けた著者が数々の不可思議な現象をまのあたりにしながら、「超能力」という迷宮にさまよい、彼らの孤独をすくいとろうとした異色の超現実ノンフィクション。 -
2009年12月8日読了。
第19回読書会課題本。 -
2009年11月23日(月)、読了。