テンペスト 第三巻 秋雨 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1295
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043647132

感想・レビュー・書評

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  • 感想は四巻で。

  • 思うところは色々とあるが、それでも一気に読んでしまう。面白かった。
    やはり、寧温が外交をしているときがすきだ。テンポが早く、わたし自身も頭をフル回転させて読めるのがたまらない。真鶴と寧温が今後どうなるのか。最終巻も楽しみだ。
    ただ、毎度毎度のことであるが、総合商社ややばいなど、世界観にそぐわない描写が気になる。面白いと思える部分が多いからこそ、余計に気になってしまう。
    2013.08.24

  • 二巻からの続きで恐る恐る読んだけどやっぱり!予感的中!コメディー?もしかしてふざけているのか?これは真面目に読んではいけない本なのか?と本気で考えてしまいました。

  • 罪人として島流しにあったが、ひょんなことから王宮へ返り咲くことになる本作。

    ストーリーの都合上、荒技というか強引に展開する部分もあるが、その分を差し引いても読みごたえのある本シリーズ。もっと早く読んでおけばよかった。

  • 展開早!
    ペリー登場のあたりは面白いですな。

  • 久しぶりに凄いペースで読んでいる。内容は、真鶴と寧温の二重生活のあたりからコメディタッチに…まったくいろんな要素を見せてくれる本だ

  • とにかく主人公に都合よくストーリーが進むのは1巻からそうだったけれど、今回は特にひどいのではないかと思う。
    なぜ女とばれないのか。その辺りの描写はまったくなく、ただ、宦官だから、で納得している王府が馬鹿のよう。罪人になってひどい扱いをされるのなら、ばれても仕方ないのではないかと思うのだけれど、そんなこともなく都合よくまた王宮に戻った。
    早く王府に危機を知らせなければ、という割には戻ったところで何もしない。御内原にいるとはいえ、知らせるだけならいくらでも方法はあるのにそれをせず、結局自分が寧温になって何とかしなければ、としゃしゃり出てくるだけの、自己顕示欲の強いだけの人だと思った。本当にかしこい女性は真美那のような人だと思う。

    ところで、馬天ノロの勾玉はどこへいったんでしょうね。2巻で寧温がキンマモンを降ろしたという事実はまったくなかったように話が進んでいますが……。

  • 一気読み

  • ペリー来航編。
    そうか、ペリーさんは沖縄にきてから江戸に行ったのか、
    と歴史を振り返る。

    相変わらず次から次へと事件がおこるので、
    一気に読めてしまう面白さはあるけれども、
    寧温と真鶴に誰も気づかないのはちょっとどうかなぁ、と。

    個人的には真鶴として幸せになって欲しいな、
    と思いながら、次の最終巻どんな結末を迎えるのか、
    楽しみです。

  • 面白くて一気に読んでしまったけど、
    小学生などに読ませられるかというと、
    性描写も多いのでちょっと考えてしまうかも。。。

    琉歌がところどころで書かれていたのは
    今まで読んだ時代小説とは違って趣あり。

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著者プロフィール

池上永一
一九七〇年沖縄県那覇市生まれ、のち石垣島へ。九四年、早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で第六回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。九七年刊の『風車祭』が直木賞候補に。二〇〇八年刊の『テンペスト』はベストセラーとなり、一一年の舞台化をはじめ、連続テレビドラマ、映画にもなった。一七年『ヒストリア』で第八回山田風太郎賞を受賞。他の著書に『シャングリ・ラ』『レキオス』『ぼくのキャノン』『統ばる島』『トロイメライ』『黙示録』などがある。

「2023年 『海神の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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