夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

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著者 : 森見登美彦
  • 角川グループパブリッシング (2008年12月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043878024

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 森見登美彦作品の中で初めて読んだ本。
    最初は独特の言い回しについていけるか心配だったけど、すぐに慣れたし、とても心地良い文章だった。
    京大生としては知っている場所やイベントが目白押しで面白くないわけがないという感じ。
    文量が少なめで一気に読めるのも自分の中で評価が高い。でもそんな少ない中でもたくさんの情報や感情が伝わってくるのは本当にすごかった。
    大好きな作品になった。

  • 作者のクセがすごいな。京大卒!?って感じで賢い人には理解できるんだろう。最後のホッコリするところが良かったから読んだ気分がいい。

  • 先輩と乙女の2人の視点から描かれ、登場人物は多いけれども、どの人物も特徴的で物語に引き込まれる。京都の町並みも目に浮かぶように描写され、先輩や乙女と街散策をしている気分になる。

  • ページをめくる疾走感、黒髪の乙女への淡い恋心、阿呆で助平な先輩への叱咤激励。
    全部が全部、まるっとぐるっと愛おしい!

    映画も観てきたが、ハイテンポな映像に合わせた軽やかな音楽がピッタリだった。

    なんだかんだでお似合いなふたりなのかもだけど、先輩、これからが勝負どころですよ!

  • 10年ぶりくらいに読み返してみた。あの頃はちょうど四畳半神話大系も読んでいたので、若干内容がごちゃ混ぜだった。
    映画化の話題で久しぶりにモリミーの独特の世界観に浸ったのだけど、案外よかった。最後は意外とほっこり気分になれる恋愛小説だったのだなと、改め直した。
    でも、やっぱり独特過ぎて万人受けしなそうだなって(笑)

  • 1年以上前に購入して、途中で投げ出してしまった本。アニメ、四畳半神話体系を見たので、出張の移動中に再読開始。

    最初読んだときは、独特な言い回しにどうも抵抗があったんだけど、慣れてきたらそれが癖になる。思わずクスッと笑ってしまう表現ばかり。こんな文章が自分で書けるようになったらいいなぁなんて思いつつ...!

    黒髪の乙女に恋をした先輩はナカメ作戦(なるべく彼女の目にとまる作戦)を実行するが、乙女はいつ何時も「奇遇ですねぇ」と言って気付かない。硬派な先輩と、純粋無垢で会う人すべてを魅了する黒髪乙女のファンタジー青春ラブストーリー!!

    映画も観なければ!!

  • 積読本になっていたのを映画が公開されるのに合わせて読み始めた。
    森見作品は二作目か三作目かな。とにかく乙女が魅力的。あとはハチャメチャだけど、なんとなく受験生の頃に行った舞台となった大学の光景が思い出されて懐かしい思いとともに、「先輩」と同じような経験をしたことも思い出されてこっぱずかしい…(^^;;
    それと、赤玉と電氣ブランが飲みたくなる。神谷バーへ行きたくなってきた。偽電氣ブランってのも気になるけどね。

  • 映画を観る前に文庫で再読。初めて読んだ森見作品で、かつ一番好きな作品だ。その後読んだ兼業作家時代の作品にはずっとこの「夜は短し」的なものを探していたような気もする。面白おかしく、不思議で可愛い世界観はもちろん好きなのだけれど、あらためて読むと恋愛って素敵だなと思わされる。この2人は相手にいろんな誤解や勘違い、理想化をしているのだけれど、恋ってそういうものだし、それでも素敵と思わされる魅力的な作品。ロマンチックエンジン!

  • 映画を見に行った。この作者はどの作品もリンクしていて同じキャラクターが登場するから、作品を読めば読むほどわかる設定が増えて楽しい。
    四畳半神話大系もすごくよかったし、この作者のアニメを製作してるスタッフ陣は素晴らしい。アジカンもよくあってる。

  • 電気ブランと紅玉ポートワインが飲みたくなる
    古本に触れに出かけたくなる(東京だと神田神保町かな
    先斗町、moonwalkに行きたくなる。
    進々堂の長テーブルでコーヒーを飲みたくなる。

  • 2017/4/9
    アニメが映画化すると話題になってるのもあって読んだみた。森見さんの作品で知ってたのはアニメ化したよ四畳半神話体系もあったし、この本の存在は大学の頃から知ってたけど、読んだのは今更感がある。内容は、女子大生に一目惚れした先輩と、一目惚れされた女性の微妙なすれ違い?から、最後にはめでたく二人が付き合い始めるまでの、ひょうきんな人たちとの出会いのエピソードを交えて展開する。
    この物語に登場する人物たちはとにかく個性的すぎるような気がする。先斗町で出会った東堂さんをはじめとして、樋口さん、羽貫さん、李白氏、パンツ総番長、事務局長とか、とにかく出てくる人物皆のキャラが濃い。先輩は、何とか一目惚れした女性に取り入ろうとナカメ作戦を色々なところで実行するのだが、そこで起きるエピソードも破茶滅茶なような気もする。まあ、現実ではなかなかないかなあ、、、
    途中で出てくる10歳の少年も中々いい味を出してるし、それぞれのキャラが織りなすエピソードに先輩と私が絡んでいくのが読みどころだと思う。
    文章が少し古風というか、現代的な感じで書かれているわけではないので、少し読みにくいところもあるかもしれないけど、京都が舞台だし少し古風な言い回しも何だかあっている。

  • 高校生の頃読んだときには、
    この本の面白さが
    分からなかったけど、
    大人になって読み返して
    本当に面白いと思った!!
    読み返してよかった~!

  • 恋愛小説でありながらファンタジーすぎる。

    京都の街と大学を舞台にオモチロイことに楽しむ黒髪の乙女とそれに片思いする先輩。
    最初の展開がついていけず、不完全燃焼でしたが、後半の大学の話と風邪の話は面白かった。

  • 京都を舞台にしたファンタジー。ファンタジー色が強すぎて舞台は京都じゃなくても架空の何処かの街でも良かったんじゃないかと思うくらい。逆に京都というリアルを混ぜ込んだがために読みにくかった。文体も古風にアレンジされておりすんなりと入ってこない。そういったものは全て作者の意図だとは思うが肌に合わなかった。残念。

  • 「夜は短し歩けよ乙女」

    2017年4月7日公開
    キャスト:先輩(星野源)、黒髪の乙女(花澤香菜)、学園祭事務局長(神谷浩史)
    監督:湯浅政明
    http://kurokaminootome.com/

  • フリーブックで無料で読める

  • 源ちゃんが先輩役をやる事になって知った本。
    これは得意不得意ある話、というか本かな。
    先輩と黒髪の乙女が交互に語る形なんだけど…
    「どこまでも暴走する己のロマンチック・エンジンをとどめようがなく、やがて私はあまりの恥ずかしさに鼻から血を噴いた。
    恥を知れ。しかるのち死ね。
    しかし私は、もはや内なる礼節の声に耳を傾けはしない・・・・」
    とか。
    文章がとても独特でムツカシイ字も多い。
    でもそこに慣れるととてもオモチロイ。
    (読んだ人なら分かる)
    私はこの世界観が大好きだった。
    乙女や先輩や樋口さんや李白さんの様子がありありと目に浮かぶし、一緒に不思議な体験をしているような、そんな楽しい気持ちになれる本だった。
    これがアニメとしてどんな風に映像化されるのかとても楽しみ。
    映画を観ようと思ってる人で時間のある人はぜひ原作を読んでから観に行ってほしいな。

  • マンガだね。これはこれでいいけれど、この作家はこれから苦労するんじゃないかなと思った。

  • なんとも不思議な世界観のある物語でした。
    なんだか夢の中をふわふわ彷徨っているような不思議な雰囲気。
    そしてなんとも魅力的な登場人物。
    先輩と黒髪の乙女の幸せを願わずにはいられませんでした。
    そして自分も地に足のつかない生き方で空を飛んでみたいと思いました。

  • 初の森見作品。
    最初はこの世界観に馴染むまでちょっとかかったけど、中盤から引き込まれました。
    京都の街並みと人物の情景が頭の中で絵になって展開していく感じと、つい吹き出しそうになる個性派人物と、ふと醸し出される甘酸っぱさが良かった。

  • 結構話題になった本だと記憶しているが、正直、なにがそんなに面白いのかわからなかった。

  • 古い文学作品のような言い回しの中に存在する森見さん独特の滑稽さを含んだ表現が好き。
    黒髪の乙女に思いを寄せる先輩の素晴らしい迷走ぶりと、黒髪の乙女の天然を通り越すような言動、詭弁論部や閨房調査団青年部などの阿呆らしい組織の存在など最初から最後まで笑わせるような内容だった。
    京都の方の大学はこんなに面白いのかと思わせられた。
    ゲリラ上映の「岩窟王」や身長と同じくらいの鯉ぬいぐるみが羨ましい。欲しいし見てみたい。
    妄想と幻が現実と混じっていくような感覚が癖になる。
    胸の中には書こうと思っている感想がたくさんあるのに、実際に言語化してみると、その数分の一や数百分の一の言葉しか思いつかないのがもどかしい。
    巻末の羽海野チカさんのイラストがダイジェストのようであり、また面白い。
    そういえば作中で黒髪の乙女が偽電気ブラン飲んでいたが、彼女はまだ未成年ではないだろうか。

  • ★4.5
    アニメ映画化を前に再読。奇想天外!摩訶不思議!全てはご都合主義で出来ている!と声高に宣言したくなるくらい、最初から最後まで止まることを知らない破茶目茶っぷり。が、独特のくどくて緩い文体が心地良く、気付けば自分も先斗町や古本市や学園祭を闊歩している気分になる。そして、最後まで名前が明かされない黒髪の乙女と先輩、二人が出会う妖怪変化な面々が本当に魅力的。それにしても、森見作品を読む度に無性に京都に行きたくなるし、無性に電気ブランを呑みたくなる!なむなむ!あと、巻末の羽海野チカの解説イラストも可愛い。

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