- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046017611
作品紹介・あらすじ
ノートの企画・販売において最高の歴史と実績をほこる、コクヨがおとどけするノート活用のハック集。
方眼・横線・無地、3種のノート本来の活用方法と、コクヨ社員自らが実践する「成果があがるノートの技術」100メソッドを本邦初公開!
【本書のポイント】
■ノートの販売数は減っていない!みんなまだまだノートが必要という事実。
デジタル・モバイル全盛時代なのに、ノートの販売数は年々増え続けていて、コクヨだけでも年間1億冊のノートを販売しています。
ノートこそ、私たちの仕事や人生の武器になるアイテムなのです。
■日本で一番ノートを売っている会社の人のノートってどんなもの?
アイデアをメモしたり、記録をまとめたり、記憶を残したり、プレゼン資料の準備としてまとめたり……。
日々の仕事や人生において、私たちを助けてくれるノート。
その商品を日本一売っている会社の人たちのノートには、どんな秘密や工夫が隠されているのか・・・・・・!?
そんな疑問から、本書ができあがりました。
今回、コクヨ全面協力のもと、日々使用しているノート100冊を集め、公開することに成功。
ノートの内容はもちろんのこと、付箋やペンなど、多彩で多様な活用法が全編フルカラーで読めます!
【目次】
はじめに
Prologue ノートで仕事は「シンプル」になる
~あなたの仕事・人生のサポーターとなる3つのポイント
section1 方眼ノート ~シンプルメソッド50
・疑問や重要事項は吹き出しで明示
・案件ごとに1ページにまとめる
・ノートをタテに3分割して使う
・ブロック単位に記述して構造化する・・・・・・etc
section2 横線ノート ~シンプルメソッド30
・走り書きはメモ用紙ではなく、ノートの終わりから
・マスキングテープでノートを拡張する
・企業名と個人名は略語でスピードアップ・・・・・・etc
section3 無地ノート ~シンプルメソッド20
・必要と気分に応じて、タテにヨコに使う
・ページの色味で内容を判別する・
・右ページをメインに使う・・・・・etc
感想・レビュー・書評
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いろんなノートの使い方ってあるんだなって思うのと同時に、文具好きの自分には使ってみたいノートがありました。
企業が出してる本なのでノートの使い方だけでなく、商品の広告も兼ねてるんだなって思いました。
自分は仕事柄ノート使わないのであまり活用出来ることはなかった。
勉強もルーズリーフ使ってまとめてくタイプなので。
本の内容としてはまた新しいジャンルだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コクヨの社員さんのノートの活用術がすごい。
ノートに記録したものをそのまま、会議資料などに活用したり。
頭の整理のために付箋と組み合わせたり。
仕事のことなどメモと記録と業務手順を分けてるけど、上手く行かないので私なりのやり方が見つかれば。
メモ取りたくなるし、まとめたり頭の中整理したくなる1冊でした。
リングノートとメモ用の紙とノートではないけど、ルーズリーフ買ってしまった苦笑 -
コクヨ社員100人分のノート術。
テーマにある通り、アイディアを1分で真似できる構成になっている。実際にノートのキャプチャが掲載されているので、行動に移しやすい。
《インプット》
・スマホで撮った写真をノートに貼る→臨場感アップ
・中国ではノートを両側から使う?→復旦大学→詳しく調査
・Todoを付箋に書いて、今日のページに貼り直す。期限付きで。
《昇華》
フリクションペン使わない→誤字など間違える(恥ずかしい)→赤で修正→恥をかいて学習→成長
キレイ<成長 -
コクヨの社員の方々のノートを一人分を見開き2ページで紹介。
特に、目からうろこのような、すごい工夫があるのではない。
確かにそれはいいかもね。
というような他人の使い方をみて学べるところは学ぼうかなと思わせるような、自然体のノート紹介。
用途に応じてノートを使い分ける人、1冊のノートで様々な役割を持たせる人。など、その人それぞれの仕事のやり方に対して、カスタマイズしていくことが大事なのだな。
横線、方眼、無地など、ガイドがあるかないかで自由さが出たり、そのガイドがあることでコンパクトにかけたり。みなここはこだわりがありそうだった。
また、書くほうの文房具も、書き味が気持ちよくて気持ちが盛り上がるとか、太く書くことで余計なことを書かないように簡潔に文章をできるとか。
なるほど、書く側の相性も奥が深いな。 -
[墨田区図書館]
ダイヤモンド社の記事(https://diamond.jp/articles/-/314833)を読んでいたら、『コクヨのシンプルノート術』『考える人のメモの技術』の2冊が紹介されていた。
本書はそのうちの1冊、『コクヨのシンプルノート術』。(ちなみに、検索時に類似(姉妹)本として見つけた『コクヨの結果を出すノート術』は、単にこちらの文庫版だった。借りてきてがっかり。)
一時期、東大生のノートや仕事関連の、思考まとめ、記憶術、アイディア出しなどの書籍を読んだことがあるけど、その再来かな?上記の2冊に加えて筆者がメモ術を生理するのに役立ったという下記の4冊も読んでみようかな。
①『情報は一冊のノートにまとめなさい』…ノートは一元化、時系列で取ることで、知的生産のシステムになる
②『メモの魔力』…日常の出来事を、ファクト、抽象化、転用の3つでメモすることでアイデアに使えるノートができる
③『ゼロ秒思考』…毎日、1テーマ、1ページ、1分で頭に浮かぶことをメモする。それを10分やることで深く考えられるようになる
④『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』…方眼が思考のフレームになり、情報が整理されて正しい思考ができるようになる
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本書は単に100の実例集という感じだった。
もちろん実例の中にはいいなと思うネタ(小技)もあったし、生の実例集を見て参考にしたいなどということもあるかと思うけれど、ノウハウを求めてこの本を読もうとした場合は、がっかりすると思う。どうせなら実例だけでなく、「仕事で結果を出す人のノートには、共通の型がある」という、その型のまとめまでしてくれればいいのに、、、。そういう意味では、各100項目の題名だけ、ひいては「はじめに」の中の数行だけが自分の求めていた内容だったかもしれない。
「~たとえば、「疑問や重要事項は吹き出しで明示」「商談メモには優先順位のマークをつける「ノートをタテに3分割して使う」「基本は青か黒、書き足しは赤いペン」などといった「わかりやすい工夫」~」
■038 「スマホ写真」を貼って、ビジュアル強化
ノート術ではなく、A5サイズ?のBluetooth搭載のモバイルカラープリンターにびっくり。世の中こんなものまで普及していたんだ、でも感熱紙でなくカラーと来たらどう印刷しているのかな?
■068 「マージン罫」を書き、日付とタイトルで検索
こちらも目次にする部分のノート術ではなく、そのマージン罫に対して、「自分から連絡や返信が必要な項目」の場合は(Output)⇐を、逆に「連絡が必要なもの/連絡待ちのもの」の場合は(Input)⇒を書くようにする。
■072 仕事で必要な「数字」をまとめておく
こちらはほぼ唯一参考になるなと思った目次(メイン仕事術)。既に顧客とやりとりする仕事ではない上に、そうだったとしてもこのコクヨ社員のように既存のデータが必要となるようなケースはほぼないけれど、よくある"ネタ帳"や"アイディア手帳"に通じる、"仕事に役立つ情報(数字)"というものをまとめておくのは面白いと思った。
ちなみに、ノート術よりも読んでいて気になったのは、「測量野帳」の文字。最初は測量の仕事をしている方の表現か?そのうちコクヨ社員の用語か?と思いながら読んでいたが、どうやら言葉通りの目的のノートで、本来建築家や測量などに携わる方が使うノートのことのよう???そして調べてみたら、用途は大体あっているようだが、コクヨのロングヒット"商品名"だったみたい。
測量手帳とは何ですか?
測量野帳とは外での現場作業で寸法やイラストを描いたりする為に作られたスケッチブック(方眼紙)で片手で持ってスケッチしやすいよう表紙は固い表紙を採用したコクヨのロングラン商品です。 最近では携帯性と耐久性があるので一般の方の愛用者も多くい隠れたヒット商品です。
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fieldnote/lineup/ -
他人のノートの取り方は興味深いものがあるが、人それぞれ、自分の書きたいように書けばいいと思った。
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なんとなくで書いていたノート、メモ。
目的、効果を考え、理解して書くことができそう◎ -
会社名を冠にした、文房具メーカーさんの本。
社員の皆さんが、普段どうやってメモやノートを活用しているかを、見開き1人ずつで100人ぶん。他人のノートを眺める機会はほとんどないので、覗き見みたいで楽しいです。中には他社さんのノートを使っていたり、そもそもノートではなく裏紙を活用している人もいて、いかにも「舞台裏をお見せしますー」な感じ。
方眼紙派の人が結構多くて、触発されて文房具屋さんに行きましたが、コクヨのキャンパスノートは罫線タイプしかありませんでした……。
アンケートをとって、文章にまとめたのかな、話題が統一されていて読みやすかったです。
ただ、ノートの使用目的がまちまちで、……それはいいんですけど、いろんな目的の人が入り交じっているのがちょっと分かりづらかった。ノートをスケジュール管理に使う人、アイディア整理に使う人、情報の記憶媒体に使う人、営業や交渉に使う人でノートの使い方は全く違うわけで。ノート種だけでなく、用途に関しても、マークつけるとかでいいので、分類してほしかったです。
とりあえず索引づけと、付箋活用は、やってみようと思いました。 -
コクヨの社員の方々のノート術が紹介されている。
タイトル通り「シンプル」なコツが100個取り上げられている。中には、「ノートは使わず裏紙で」とか「ブロックメモを胸ぽっけに入れてる」などという、そもそもートじゃないしwwといったものもあるのだが、そこにはその人なりの「理由」があって面白い。
掲載されているノート術がどうこう、ということよりも、彼らがしっかりとした目的意識を持ってノートを選び、書き方を工夫していることが印象的だ。
何のためにノートを取るのか。
何を書くのか。
何を目指しているのか。
ノートの書き方よりも、まずはノートを使う目的をしっかりと考えて、それに合ったノートの選び方、書き方を模索していくことが重要なのだ、ということを教えてくれる。
ノートジプシー、永遠のノート術模索者の私に足りないものはこの視点なのかもしれない。 -
数あるノート術の本に対する不満は、書いてあることはわかるけど実際のノートがどのようになっているのかわかりにくかったこと。この本ではコクヨの社員が実際に使っているノートの写真が各ページにカラーで紹介されているので文章で書かれていることがとてもよくわかります。画期的といってもよい。唯一の不満はコクヨでどのような仕事をしている人がこのようなノートを使っているのかが、少しわかりにくいこと。ノート術の本のお手本といっておきます。