王朝生活の基礎知識 古典のなかの女性たち (角川選書 372)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047033726

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすく古典の生活が伝わる本です。
    平安時代女子の喜怒哀楽。妻としてのお仕事や、華やかな宮仕えなど、知っておくとますます古文が楽しめることが盛りだくさんです。
    あまり一般向けの古典常識の本はないので貴重。

  • 基礎知識だけに、満遍なく基礎的なものが書かれているので初心者やおさらいにうってつけだと思いました。

    卒論準備のために夏休み課題で出されましたが、もっと前から読みたかった…。
    まだまだ「そうなんだ!」がたくさん見つかりました。実に興味深いです。


    紫式部日記、源氏物語、蜻蛉日記、枕草子の内容も盛り込まれていて呼んでいて楽しかったです。原文ではなく現代語訳で書かれているので、これは初心者に優しいなと思いました。手を伸ばしやすい点だと思います。
    「こういう所に昔の女性たちは心動かしていたのだな」とふむふむ読みました。


    何度もこの時代に生まれたかったと思ってしまいました、、、!

  • 《王朝女性の生活模様》《女性としての身だしなみ》《心をつかむ和歌のテクニック》etc…
    紫式部・清少納言・小野小町。古典文学の作者たちが暮らした平安の生活を完全再現!優雅で華やか、でもそれだけじゃない宮中の暮らしを覗いてみませんか?【中央館3F-文庫・新書 080/KA/372】

  • 王朝生活の基礎知識を知る上では最適の本なのではないかと。
    ただあくまでも基礎なのでそれ以上を求めるのであれば物足りなさはある。でもタイトルに「基礎」ってあるぐらいだからそりゃそうか!

  • 塾の古文の先生に勧められた本。古典は苦手だったけど、とてもおもしろかった。外国人にも勧めたい本。

  • 09/12/16

  • 高校生〜大学初学者向け。わかりやすく、面白い。

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著者プロフィール

昭和三十一年、東京生まれ。武蔵野大学教授。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。活水女子大学助教授、新潟産業大学教授を経て、現職。

【著書】
単著に『蜻蛉日記の表現と和歌』(笠間書院、平成十年)、『新版 蜻蛉日記Ⅰ(上巻・中巻)』・『同Ⅱ(下巻)』(角川ソフィア文庫、平成十五年)、『王朝生活の基礎知識--古典のなかの女性たち』(角川選書、平成十七年)・『王朝の恋の手紙たち』(同、平成二十一年)・『王朝文学入門』(同、平成二十三年)、『ビギナーズ・クラシックス 更級日記』・『同和泉式部日記』(角川ソフィア文庫、平成十九年)。編著に『王朝文化を学ぶ人のために』(秋澤亙氏と共編、世界思想社、平成二十二年)など。

「2012年 『王朝文学の光芒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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