シャーリー 2巻 (ビームコミックス)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年9月13日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047299177
作品紹介・あらすじ
カフェを経営する女主人ベネット・クランリーがメイドとして雇ったのは、まだ13歳の少女シャーリー・メディスン。
ひとつ屋根の下でふたりが暮らす、穏やかなロンドンでの生活を描いた読切シリーズが、ふたたび1冊の本にまとまりました。
これまでに発表されてきた7つの作品に加えて、描き下ろしあとがき漫画を収録しています。
感想・レビュー・書評
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ティーソーサーの使い方とかびくとりあんな時代の風味
その時と場における雰囲気の持つ浪漫という名の香しさへ
作者がまっすぐ対しているのが伝わる楽しさ
マンガの表現する技術で最上ではなくとも
まっとう佳きかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20世紀初頭のロンドン、女主人とメイドのゆるやかな日常を描くシャーリー2巻。
ただのメイドと雇い主ってだけじゃない、相性ぴったりな2人の関係性が魅力的。
森薫先生の描かれる多彩な表情がすごく好きで、「お給料」でのピャッとした顔に笑い、「お願い」でのごめんなさいの表情に胸を打たれる。
こんなスローライフ送ってみたいし、ロンドンの街並み見に行きたくなる。
3巻は何年後か分からないけども待ち遠しい。 -
可愛い、愛しい、愛らしい、愛くるしい。少女メイド万歳!3巻目はまた10年後かー。(あ、2014年発売だからあと5年?どんだけ積読してたんだ)
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■書名
書名:シャーリー 2巻
著者:森薫
■概要
カフェを経営する女主人ベネット・クランリーがメイドとして雇ったのは、まだ13歳の少女シャーリー・メディスン。
ひとつ屋根の下でふたりが暮らす、穏やかなロンドンでの生活を描いた読切シリーズが、
ふたたび1冊の本にまとまりました。
これまでに発表されてきた7つの作品に加えて、描き下ろしあとがき漫画を収録しています。
(amazon.co.jpより引用)
■感想
ダンスの話しと最後の過去の婚約の話しが好き。
全話悪くないけど、ダンスの回は、2人の関係が少し変わった気がして好きですね。
次は何年後に出るか分かりませんが、やっぱりそこまで間が空かない段階で読みたい
ですね。 -
端々に表される風俗が好き。
あと楽しそうに書いてるのかなと思わせるところが好き。
内容とは別のところだけど、作者の顔が窺えると応援したくなるのはTwitterもあとがきも同じだな。 -
己の趣味嗜好の赴くまま、描いて楽しい、読んで面白い。これは描き手と読み手の幸せな関係であるだろう。なにしろ読者ウケを狙う必要がない。耽溺する対象をひたすら描いているだけなのに、面白いのだ。自分の嗜癖に読者を惹きこむだけの描写力があるのだ。
要するに、シャーリー可愛い、ベネットさん素敵ってことなんだけども。 -
やっと読めた!相変わらずシャーリーは可愛いし有能。ベネットのお店での手際よさに惚れ惚れしちゃった。ハイヒールに憧れる話とか、お願いの話とか、いちいち可愛すぎる。そしてふわふわのメイド服いいね。ミルフィーユのような重なりが魅力的だというのは全力で同意する。メイド萌えには本当たまらん漫画だと思う。
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女主人とそのメイド、という設定が、たぶん私すごく好きなんだろうなと思う。「枕草子」の藤原定子と清少納言しかり。家族でも友人でもないのに、お互いの生活の細々としたことをよく把握していて、心の有り様に一番寄り添ってくれる存在で、お互いがお互いをとても好きで。主従関係だからこそ、生まれる好き、という気持ちが確かにあるんだなぁと、ちょっとした憧れの気持ちを持って読みました。エマも読みたいなぁ。
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か、買わないつもりだったのに表紙の美麗さにつられて買ってしまった…!
この方の作品は風景、衣服、小物の書き込みが素晴らしく、見てて飽きません。
話は「届け物」が一番好きかな。
ケーキ美味しそうです。