- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048682718
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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そして、妹がいない生活。
というわけで、もうひとりを気にかける毎日。
そして恐ろしい親友の妹。
まぁ前回列で出会った時点でもしや、と思いましたけど
素晴らしいほどの演説です。
とはいえ、本人が語っている、オタクはひっそりと、と
半分ぐらい離脱してる気がします。
小説だから…分かりやすくてよし?
ついでに、自転車の持ち主も登場。
持って行ったんでしょうか?
迎えに行ったのでしょうか?
このまま題名に『妹』があるというのに
妹不在か!? と思った最後。
兄って素晴らしい、と思ってしまいました。
いや、一番素晴らしいのは父か?w
下調べばっちり☆ -
アニメでは第1期の13~15話、地上波でいったん最終回を迎えた後に動画共有サイトでの放映やBDに収録されたりしている部分。「TRUE ROUTE」と名付けられているとおり、多くの人が望み、「読者投票型のアンケート」に参加した結果決定した黒猫ルートに入った部分です。
相変わらず、アニメの原作の再現性がとても高く、アニメ版から入った自分も全く違和感なく読み進めることができました。
内容は、「黒猫ルート」に入った直後、黒猫がヒロイン扱いで、ご多分に漏れず黒猫推しの自分にとっては幸せな巻となりました。特に校舎裏で呪いをかけるシーンの破壊力は抜群で、かんざきひろさんのイラストと相俟って、おそらくシリーズ中の白眉ではないかと思います。
ただ、この巻のラスト、桐乃が帰国してがっかり(「ずっと帰ってこなくていいのに…」って)するのも、おそらくこのシリーズの最大の弱点ですね。もう少し桐乃に感情移入できれば、もっと楽しめるシリーズになっただろうと思うのですが…
そして、誰もが望んだはずのルートの最後に待っているのは、誰も、他のヒロインルートを望んだ人たちですら望まなかったエンディングであることを、自分は知ってしまっています。
そのため、なかなか一気に読み進む気が起きません。 -
今回は妹が海外に行ってしまっており、代わりに主人公の学校に後輩として入ってきた黒猫のエピソードがメインとなっていた。
毎回濃いオタクが登場するが、今回は腐女子が登場。かなりのインパクトがあるキャラクターになっていた。黒猫も主人公になついている様がとてもかわいらしい。
ぶっちゃけ桐乃がいない方が物語的には穏やかで良い感じがした。 -
黒猫萌え萌えの方にはたまらない。という巻。
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桐乃は陸上の本格的な指導を受けるためにアメリカに渡って不在となり、黒猫が京介の学校の後輩になったため、今回はほぼ全編黒猫メインの話です。
案の定クラスに溶け込めないでいる黒猫のためにいろいろと気にかける京介。しかし、妹がいなくなった寂しさを紛らせようとしているだけではないかと黒猫に言われてしまいます。京介は、自分の気持ちを改めて考えなおした結果、たとえそうだとしても、黒猫を放っておくことはできないと思いなおすことになります。
こうして京介は、ゲーム部に黒猫を案内し、彼女を入部させるところまでこぎつけます。ところがゲーム部には、京介の親友の赤城浩平の妹にして、優等生の皮を被った最強腐女子・赤城瀬菜がいました。黒猫と瀬菜は激しく対立しますが、最後は黒猫が瀬菜に頭を下げて、2人で協力してゲームを完成させます。
2人の姿を見てようやく安心した京介のもとに、「アンタに預けたあたしのコレクション、全部捨てて」というメールが、桐乃から届きます。桐乃にただならぬことが起こっていると知った京介は、アメリカにいる彼女のもとへ向かうことになります。
黒猫のけなげな姿と瀬菜のキャラクターがストーリーを引っ張ってくれたおかげで楽しく読むことができましたが、終盤の急展開のせいで全体の構成が多少ぎこちなく感じてしまいました。黒猫人気に配慮しつつも、タイトルがタイトルだけに桐乃がいないと話にならないということかもしれません。 -
20140302
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なかなか楽しめた