俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048682718

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • 沙織、いい子だなぁ。

  • 妹がいない生活が始まった春。

    黒猫と沙織は当たり前のように京介の部屋に。
    PCがない事でゲーム等が出来ないというと沙織が中古を譲る展開に。
    黒猫=五更瑠璃 と判明。
    黒猫はゲーム研究会の勧誘で自作ゲームに惹かれ。
    あっさりとクリア。しかも最高得点。

    ゲー研に入るかどうか迷いながら部室へ。
    そこにいたのは勧誘時の2年生、真壁、痛チャリを貸してくれた3年の三浦。
    新歓会で黒猫の同クラス、赤城瀬菜登場。
    委員長然として、キチンとしてないと嫌な人。
    その瀬菜は新歓の後片付けをしている時に黒猫とバトル。
    と、ガチホモ系のエロゲーを愛していることが判明。
    しかも京介の同級生である赤城の妹。
    黒猫からはお節介はやめろと言われる。
    『妹の代わりは御免だ』と。
    しかし京介は自分のためにお節介をする。
    二人してゲー研に入部。

    黒猫と瀬菜が二人でゲームを作ってコンテストに出すという。
    とりあえずプレゼン。
    京介も何か手伝えないかと本屋をウロつくと『妹空2』が。
    翌日、京介は『エロゲーを作ろう!』と言い出す。
    一年の間に『セクハラ先輩』と瀬菜に吹き込まれた各々が…。
    真奈美とお昼中に『好きなタイプを教えろ』と。
    外見はあやせ、内面は真奈美。
    ゲームのプレゼンが始まる。
    瀬菜は滞りなく終わらせる。
    一方黒猫は口下手で上手くいかずに京介が助け舟を出す。
    多数決で黒猫のゲーム作りが開始。
    瀬菜の全員男性しか出てこないゲームなので却下。
    部屋を飛び出す。
    黒猫は京介と共にゲーム作りを開始。
    ほぼ出来上がった段階で組み上げてら、今までなかったバグが。
    どうにもならなくなり、瀬菜の助けを借りる黒猫。
    無事ゲーム参加し評判にもなった。クソゲーと。
    なんとか、黒猫と瀬菜はやっていける様子。

    ゲーム参加も終わった時、桐乃からメール。
    『コレクションを ぜんぶ 捨てて』と。
    黒猫に相談すると、背中を押された。
    『冗談や酔狂でこんなメールを送ってくるはずがない』と。
    すぐに行動に移す事にした京介に『呪い』と称して頰にキスをする黒猫。
    家に帰り、すぐさまアメリカに飛ぶ京介。
    無事に桐乃の住む場所へ行き『エロゲーをしよう』と…
    桐乃は体調が優れない。
    負けっぱなしでは友達にも連絡出来ないと。
    吐き出すことも出来ず、エロゲーも出来ず弱っていた。
    京介と一緒にプレイする事で、吹っ切れて。
    一言『一緒に帰ろうぜ』と京介。
    数日後、京介と一緒に日本に帰る桐乃。
    黒猫は息を切らして桐乃の元へ。
    不意打ちみたいにして、一生をもぎ取ったからこそ帰ってきた。
    いつもみたいに、やりとりを交わす二人は親友だ。

  • そして、妹がいない生活。

    というわけで、もうひとりを気にかける毎日。
    そして恐ろしい親友の妹。
    まぁ前回列で出会った時点でもしや、と思いましたけど
    素晴らしいほどの演説です。
    とはいえ、本人が語っている、オタクはひっそりと、と
    半分ぐらい離脱してる気がします。
    小説だから…分かりやすくてよし?
    ついでに、自転車の持ち主も登場。
    持って行ったんでしょうか?
    迎えに行ったのでしょうか?

    このまま題名に『妹』があるというのに
    妹不在か!? と思った最後。
    兄って素晴らしい、と思ってしまいました。
    いや、一番素晴らしいのは父か?w
    下調べばっちり☆

  • アニメでは第1期の13~15話、地上波でいったん最終回を迎えた後に動画共有サイトでの放映やBDに収録されたりしている部分。「TRUE ROUTE」と名付けられているとおり、多くの人が望み、「読者投票型のアンケート」に参加した結果決定した黒猫ルートに入った部分です。

    相変わらず、アニメの原作の再現性がとても高く、アニメ版から入った自分も全く違和感なく読み進めることができました。
    内容は、「黒猫ルート」に入った直後、黒猫がヒロイン扱いで、ご多分に漏れず黒猫推しの自分にとっては幸せな巻となりました。特に校舎裏で呪いをかけるシーンの破壊力は抜群で、かんざきひろさんのイラストと相俟って、おそらくシリーズ中の白眉ではないかと思います。

    ただ、この巻のラスト、桐乃が帰国してがっかり(「ずっと帰ってこなくていいのに…」って)するのも、おそらくこのシリーズの最大の弱点ですね。もう少し桐乃に感情移入できれば、もっと楽しめるシリーズになっただろうと思うのですが…

    そして、誰もが望んだはずのルートの最後に待っているのは、誰も、他のヒロインルートを望んだ人たちですら望まなかったエンディングであることを、自分は知ってしまっています。
    そのため、なかなか一気に読み進む気が起きません。

  • 今回は妹が海外に行ってしまっており、代わりに主人公の学校に後輩として入ってきた黒猫のエピソードがメインとなっていた。
    毎回濃いオタクが登場するが、今回は腐女子が登場。かなりのインパクトがあるキャラクターになっていた。黒猫も主人公になついている様がとてもかわいらしい。
    ぶっちゃけ桐乃がいない方が物語的には穏やかで良い感じがした。

  • 黒猫萌え萌えの方にはたまらない。という巻。

  • 桐乃は陸上の本格的な指導を受けるためにアメリカに渡って不在となり、黒猫が京介の学校の後輩になったため、今回はほぼ全編黒猫メインの話です。

    案の定クラスに溶け込めないでいる黒猫のためにいろいろと気にかける京介。しかし、妹がいなくなった寂しさを紛らせようとしているだけではないかと黒猫に言われてしまいます。京介は、自分の気持ちを改めて考えなおした結果、たとえそうだとしても、黒猫を放っておくことはできないと思いなおすことになります。

    こうして京介は、ゲーム部に黒猫を案内し、彼女を入部させるところまでこぎつけます。ところがゲーム部には、京介の親友の赤城浩平の妹にして、優等生の皮を被った最強腐女子・赤城瀬菜がいました。黒猫と瀬菜は激しく対立しますが、最後は黒猫が瀬菜に頭を下げて、2人で協力してゲームを完成させます。

    2人の姿を見てようやく安心した京介のもとに、「アンタに預けたあたしのコレクション、全部捨てて」というメールが、桐乃から届きます。桐乃にただならぬことが起こっていると知った京介は、アメリカにいる彼女のもとへ向かうことになります。

    黒猫のけなげな姿と瀬菜のキャラクターがストーリーを引っ張ってくれたおかげで楽しく読むことができましたが、終盤の急展開のせいで全体の構成が多少ぎこちなく感じてしまいました。黒猫人気に配慮しつつも、タイトルがタイトルだけに桐乃がいないと話にならないということかもしれません。

  • 20140302

  • なかなか楽しめた

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著者プロフィール

電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『エロマンガ先生』著者。

「2022年 『エロマンガ先生(13) エロマンガフェスティバル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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