ガーデン・ロスト (メディアワークス文庫)

著者 : 紅玉いづき

• KADOKAWA (2010年1月25日発売)

感想・レビュー・書評

[かわたさんの感想 · 2012年9月29日]

作者の別の小説が良かったので期待してたんですが、「うーん…」って感じです。この年頃にありがちなお話。…泣きましたけど。

[nayuさんの感想 · 2012年8月21日]

こういう人もいるかもしれない。
こういう人生を送っているかもしれない。
こういう想いを抱いてるかもしれない。
こういう悩みを抱えているかもしれない。
どこまでもリアルで等身大でいて、ある種特別な「彼女達」の一年間の物語。

エカが一番好印象。オズはよくある思春期の悩み。マルは珍しい話じゃないんだろうけど厳しく言うと自業自得。シズは好意的に捉えてただの受験ノイローゼ。　　そんな印象。

素直になれよ。生きたいように生きればいい。
迷った時は、楽しい方を選べばいい。

[pa-yanさんの感想 · 2012年8月17日]

女の子のお話。

優しいエカ。
可愛いマル。
かっこ良いオズ。
不器用なシバ。

永遠に続くと思っていた毎日が、
形を変えて歪んでいく。

現実を突きつけられて、
どこへも行けなくてもがいてる姿が
高校生という枠で素敵に描かれています。

たぶん、高校生の私が読んだら「？」ってなりそうだけど。苦笑

エカもマルもオズもシバも、
みんな病んでて抱えてるものがあって。


放送室という部室がいつまでも自分達のものぢゃなくなっていく。

エカの気持ちにとっても共感。
私も読書で活字を拾う作業、好き。
嘘も好き。苦笑

マルみたいになれないけど、
自分を粗末に扱ってるときがあったり。


私も、誰かと手を繋ぎたい。繋がりたい。

[夕暮誘さんの感想 · 2012年8月14日]

青春小説。柔らかい文体。女子高生の不安定な少女性がよくでているとと思う。特にシバ。

[のあさんの感想 · 2012年8月13日]

表紙に惹かれて読みました。

お話しとしては、4人の高校生がそれぞれ主人公になり、
春夏秋冬に分かれて、心の葛藤を語ってゆくというもの。

思春期ゆえの悩みなので、自分におきかえながら、学生時代に戻れるようなお話。

スキっとした爽快感より、「ふーん、なるほど」的な感覚。


最後の、タイトルにもなっているガーデン・ロストが一番理解できました。

[makkko8さんの感想 · 2012年6月24日]

なんだか分からないけど、
とにかく大好きな作品！！
高校って、なんだかんだ良い場所だったよなぁ。

[せいさんの感想 · 2012年5月21日]

読みやすかった。青春って感じ。

[のづっちさんの感想 · 2012年3月27日]

高校生の頃を思い出した

[暁音さんの感想 · 2012年3月24日]

自分と同じ女子高生の話だったからか、妙にリアルに感じられました。
切なくて苦しいけど、甘くて素敵な時間を共有できた気がします。

[yep621さんの感想 · 2012年1月27日]

四人の少女の心情を四季と共に綴った話

それぞれに抱えた問題が重く、鬱屈した雰囲気の作品だった。

著者プロフィール

1984年、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞し、デビュー。その後も、逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。

「2022年 『雪蟷螂 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」