吐息雪色 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1439
感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048700535

感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    切なくて哀しいけど、あたたかくて優しい。

  • 2017. 6/11 読了

  • ---

    23/03/2011 本棚追加

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  • 綾崎隼さんの花鳥風月シリーズの中で最も愛読する作品。

    ぶっきらぼうだけど本当は優しくてどうしようもない繊細な図書館の館長に、どんどんハマっていきます。

    2人の過去と今に向き合う姿にグッときます。

  • 終盤になって、ああーそういうことなのーーーとちょっとやられた感じ。
    根底に流れるのはやっぱり切ない物語だけど、でも最終的にはこれから希望をもっていけるんじゃないのか??
    と思える終わりで割と好きかも。

  • 最初は一目惚れの話か。から始まって、妹がお姉ちゃん離れ出来ないのか。になって、最後はなるほどそう言う事かと納得して、泣けるお話です。
    ちょっとご都合主義なところはありましたが読みやすかったし、話の流れも良かったと思います。

  • 明らかに女の子らしい主人公に駄目な妹の組み合わせと聞いたら、読む気が失せてしまいそうなものだ。主人公のおとなしいようで妙に悟りきった風が気になり読み進め、こういうオチだったのかと世界観を変えられる。なんの先入観もなく読み始めた身としては、素直に脅かされた。あらすじを読んでしまうと、よくあるつまらない話に見えうから、何も考えずに読むことをおすすめしたい。失った者から見た物語は、残酷なまでに力強いから。

  • 昔読んだのを再読。この季節に読みたくなる素敵な本です。

    一度目は綾崎さんが仕掛けたトリックにひっかかって、まんまと騙されました。そして二度目は意識して読み返したら、新たな発見があり、この作品は二度読むことでよりいっそう味がでる作品だと思いました。

  • 後半で 急速に発展していくので一気読みでした!

  • 昔読んだのを図書館で借りて再読。

    私立図書館館長の舞原葵依を見かけた佳帆は、彼に一目ぼれ。
    しかし、彼は四年前に最愛の妻・雪蛍が失踪しており、自堕落な生活を送っていた。
    幼い頃に両親を亡くし、妹と二人で生きていた佳帆は、彼にもう一度前を向いて生きてもらいたいと力になるが。。。

    彼女がどうしてこんなに葵依に献身的になるのか、最後に明かされる真相にちょっとビックリ。まさか妹が・・・綾崎さんお得意のミステリー。
    私なら、彼にあんな冷たい対応されたらすぐに諦めちゃうのにな。
    綾崎作品の女性陣は、みんな深い愛を持って相手に接していてすごい。

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著者プロフィール

2009年に第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー。「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズなど、メディアワークス文庫にて人気シリーズを多数刊行するほか「命の後で咲いた花」などの単行本も刊行。講談社タイガでも「君と時計と」シリーズ(全4巻)を刊行。恋愛青春小説の書き手として10代20代女性読者から多くの支持を集めている。

「2021年 『セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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