パズル

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735230

感想・レビュー・書評

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  • 超有名進学校の、さらにエリート中のエリートだけが選りすぐられたクラスが、正体不明の武装集団に占拠された。人質とされた性格最悪の担任教師を救うには、広大な校舎の各所に隠された2,000ものピースを探し出し、パズルを完成させるしかない。タイムリミットは48時間。狂気のパズルは果たして完成するのか?武装集団の目的とは?いま始まる究極の死のゲーム。

  • 最後は三留たちも先生を撃ったあとに自分の頭に銃をあてて死んじゃうんだろうなと思っていたので、読後感がそういうやるせない感じにはならなかったのが救われた。

  • あんな状況に置かれたとして、あんな判断ができるとは思わない。
    つらいだけの話だった。
    読んでる時もつらくて、こっちまで息苦しくなるような。
    でも、一気に読んでしまった。

    こんな話を考えつくなんてやっぱ山田悠介すごいなって思った!!

    怖いし、きついけど、その分スリルがあっておもしろかった。

  • 面白かったけど。覆面してる犯人が序盤でだいたい予想できたし、予想した人たちのこと考えると全部のピースを隠してなさそうっていうのも予想できてしまった。

  • クラスに友達と呼べる存在はいなく、みんな敵。
    あたしには耐えられない勉強ばかりの世界。

    他人の命とはいえ、それを簡単に見捨てることができる人間が多すぎて呆れた。ひとりでできる勉強ばかりしていたみんなにとって、他人と協力しなければいけない状況っていうのは苦痛だったんだろうな。プライド高いし。

    続きが気になって読むのが楽しかったです。

  • ん〜山田悠介。笑
    久しぶりに読んだなぁ

    三留くん、演技どんだけうまいねん。

    人物が多すぎてそれぞれのキャラを覚えきれなかった
    次はメモりながら読んでみようかな

  • うーん・・・ちょっと子供だましっていうか・・・。
    中高生にはいいかもしれないね。
    けども、ちょっと後味が悪いかな。
    それこそ、子供っぽいかもだけど、もう少し3Aの生徒に気持ちの変化があればよかったのに。

  • 初めて読んだ山田悠介の作品。

    初めて読んだ頃は中学生だったから
    分からなかった主人公たちの気持ちも、
    今になって読み返してみると
    分からなくもない…かも。

    有名進学校に通う高校生のみなさんには
    ぜひ読んでほしい作品。
    友達を蹴落として
    疑心暗鬼になってまで
    掴み取る進路はあるのかと
    この本を読んでよく考えてほしい…。

  • 初めて読んだ山田悠介作品!止まらずラストまで読める!

  • 超有名進学校が武装集団に占拠された。人質となった教師を助けたければ、学校中にばらまかれた2000ピースもの「パズル」を48時間で完成させなければならない。死のゲームが今、始まる!

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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