動物園は大さわぎ! (動物と話せる少女リリアーネ)

  • 学研プラス
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感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052032486

感想・レビュー・書評

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  • 子供の感想文の手伝いのために、読んでみました。

  • 資料番号:020261574
    請求記号:943/シ

  • 小5長男へ。読んだけど反応いまいち、続きは不要と

  • “「ところで、きみに聞きたかったんだ。どうやったのか」イザヤはつづけました。
    「花を咲かせる、あれ。あんなすごいこと、初めて見た」
    イザヤは好奇心に満ちたまなざしで、リリをじっと見つめました。イザヤはこの前のできごとをもう怖がっていないようです。それがわかると、リリは胸をなでおろし、少し考えてから言いました。
    「わたしが話したら、あなたも話すのよ。ゲーテの本を読んでいるのを知られたくない理由をね」
    リリは腕組みすると、きっぱりと言いました。
    「これは約束よ。秘密の約束!」
    イザヤはためらっていました。話すことで得すること、損することを慎重に考えているようでした。そして、考えた末に言いました。
    「オーケー。でも、きみが先だ!」
    「まあ、いいわ」”[P.55]

    リリアーネもイザヤもちゃんとしっかり考えてる辺りが読んでて楽しい。
    学校特有の問題が1巻の時点でそこそこに落ち着くのは気持ちいいな。
    ショーウィンドウのシーンのイラストがすごくいい。
    ピアとはいい友達になっていきそう。
    園長さん格好いい……。

    “「それなあに?」
    「ツィヴィールクラージェっていうのは、ドイツ語だよ。困っている人を助けるために、結果を恐れず、勇気を持って行動することさ。自分の立場が悪くなっても、自分の考えに責任をとることをいうんだ」
    リリはちょっと考えてから言いました。
    「わたしたちには、そのチビなんとか言う勇気がまったくないのね」
    「ツィヴィールクラージェ。その通り。ぼくらには勇気がぜんぜんない」イザヤはゆっくりと言いました。
    ふたりは、それに気づいて、少し悲しい気持ちになりました。
    「リリ。ぼくらが勇気を持って変えないと」イザヤがきっぱりと言いました。”[P.126]

  • 友達がこの[動物と話せる少女リリアーネ]の本を読んでいて、面白そうだなーと思って、読み始めました。
    面白いので、たくさん読みたいです♥︎

  • 動物とお話ができるリリアーネが
    色々な事件を解決して行くことが
    面白い

  • 2013/05/10読了。娘のすすめで。読みやすいのになかなか深い。主人公が人とは違う能力を「隠す」ことから「オープン」にすることで大きく成長するストーリー展開が良かった!

  • 動物と話せるという、能力を持っているリリアーネ。動物と話し事件を解決していきます

  • 転校してきたリリアーネの苦悩が描けていて、よい。

  • 5年ブックトーク「動物と人間のかかわりをえがいた物語」

    紹介。なんか外国のいじめは悪質だよなー
    日本のいじめもそうだけどさ。世界はどこもかわんないか。

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著者プロフィール

ドイツで活躍する児童書作家。ドイツやイギリスの大学で文芸翻訳、英語学、文学を学ぶ。翻訳および編集の仕事に携わった後、現在は児童書やYAを中心に執筆する。代表作「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ。

「2021年 『水瓶座の少女アレーア 全7巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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