- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061389120
作品紹介・あらすじ
ついにその本性を顕にした言峰綺礼の罠に、敢えて真正面から立ち向かう衛宮切嗣。燃え盛る煉獄の炎の中、絶望に打ち拉がれたセイバーを待ち構えるアーチャー。熾烈な第四次聖杯戦争を生き残った英霊と魔術師は今まさに満身の力を振り絞り、最終決戦に挑む。宿命の対決の火蓋は、切って落とされた-。虚淵ハードボイルドの精華、ここにあり!これは始まりに至る物語-。慟哭の最終巻。
感想・レビュー・書評
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よかった!今まで読まず嫌いだった!ウェイバー陣営に救われた。続きが読みたいなあ。士郎はどんな子なのかなあ。wikiでかじっただけの士郎ではなく、士郎の物語をきちんと読みたいなあ。
それにしても、zeroの主人公が切嗣とはなかなか思えないよね。
2017.09.04詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全六巻読了しました。
実は虚淵氏の作品にきちんと直接触れるのはまどかマギカを初としてこれが二つ目だったのですが、先に読んでいたマテリアル本で氏が「バランスファイター」と称されていたことが、これを読み終えてよくわかりました。
ガンアクションや格闘やレース、そして群像劇としてもその筋書きに悲劇や非情な描写が山のようにある一方、悲劇に終わらない王道な成長物語まで見事に描ききっている引き出しの多さには、本当に感服させられます。
登場人物の情が緻密に絡み合い、作用した結果として物語を展開させていく手腕は素晴らしいと思いました。
私自身アニメ放映をきっかけとして全巻読んでみたクチですが、もしWikipediaを始めとするネット上の情報だけでアニメ1期13話分以降の展開を知っている方がいらっしゃるなら、絶対にエア読書で知ったかぶるような真似はせず、原作を読んだほうがいいと思います。
「誰かが纏めた不正確な二次情報」に騙されないため、というのは勿論ですが、何より悲惨な末路を遂げるキャラの多くが、伝聞や箇条書きじゃ絶対伝わらないレベルで相当酷いことになってますから(笑) -
6/10.
聖杯って結局何だったんだ?あまり読み応えのない終わりだった。とは言っても面白い部分も充分あった。 -
良かれと思ってしたことが裏目に出続けて、未曽有の悲劇と怨嗟を産む。
それもまた聖杯が作り出す歪みであり、人間の宿業でもある。
それでも、と先へ進み続ければ最果ての海に至れるかもしれない。 -
ウェイバーの物語だった
ウェイバーかわいい
ウェイバーがんばれ -
最終巻、一気読みでした。
私にとってフェイトの入口だったので、次はstay nightに進もうかと思います。