- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061492394
感想・レビュー・書評
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ネタで買ったんですが結構面白かったです 序章には少し共感した
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氏家さんとは気が合いそうな、気が、してしまった。
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稚児さんと二才(ニセ)さんがいわゆる受け攻めを意味する‥‥薩摩藩があまりに始まっていて、なんだか‥‥感心してしまいました。関係を拒めば家におしかけて輪姦‥‥家族も助けないとか‥‥ありえない。女性はただの器だったんだな。女性蔑視のあまりにも然たる歴史に男色を納得。
軟派が女色を好む、硬派が男色を好む明治時代の学習院も始まっている。ヰタ・セクスアリス読むよ鴎外先生‥‥。
稚児たる元服前の前髪を排除・男らしさたるヒゲを排除したのも男色衰退に向かったのではという意見は面白い。 -
[ 内容 ]
男どうしの恋の道、衆道は“武士道の華”。
美少年の争奪、衆道敵討、義兄弟の契り。
江戸の風俗大革命で喪われていく「性」の煌き。
武士たちの愛と絆を通して日本男性史を書きかえる。
[ 目次 ]
第1章 忘れられた敵討
第2章 君と私
第3章 恋する男たち
第4章 義兄弟の契り
第5章 ヒゲと前髪
第6章 男振
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
「男同士の~」と帯に書いてありますが・・・
それが目当てじゃありません。
日本の少年愛、衆道、武士道、男色をまず知るには読みやすくてよい。
引用元がどこかよくわからないもの、事実と確認されていないもの、推測もあるので注意が必要だと感じた。 -
腐女子という単語がある。
彼女らの読む、BL小説やマンガは男性同士が恋愛するのが当たり前の世界である。簡単にいえば「一億総ホモの世界」。
BLを読むと「そんなのあるわけないじゃないか」と思うんだけど……「武士道とエロス」を読むと「もしかして、腐女子にとって夢のような世界が、過去にはあったか!?」とどきどきしてしまう。そんな一冊である。
当たり前だが、リアルな衆道は、少女漫画的ではない。
男らしく、渋い。そしていろいろと血なまぐさく大変そうだ。
この時代に男に生まれていたら、本当に大変だと思います。 -
男と女よりも、男と男の方がずぅっと濃密かもしれない…っ 男尊女卑というよりも、女性の立つ瀬ない時代だったのだなあ ^^;
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武士道のたしなみみたいな風潮であった男色が、何ゆえに今は迫害されているのだろうか…
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義兄弟って、よく聞くじゃないですか。
時代劇とか任侠の世界とかね。
あれってなんだろう、なんでだろう、というのがこの本を読んだきっかけ。
男同士の友情に必ずしもそういうのが結んでいる、わけではないのでは
とも思うんだけども、どうなんだろうね?
それでもやっぱり実際あったわけだし、学校で教えるのもアレかもしんないけど
そういうところまで日本史で教えられてたら面白かったのになあ。
オトナになってこうやっていろんな本読めば読むほど、
教科書で習った日本史ってなんだったんだろうって思う。
こういうことを前提にして歴史を見直すと、見方が広がるよね。
有名な文学作家のそんな小説なんて全然知らなかったけど、
それもやっぱ教育上よろしくないってことで除かれちゃってるのかな。 -
昔読んだ。また読みたい。
これでレポートを書いた当時のわたしは何を考えていたんだろう…ww