- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061827042
感想・レビュー・書評
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「スロウハイツの神様」の作中に登場した、小説家のチヨダコーキのデビュー作がこの作品とのこと。同じく作中の脚本家でスローハイツのオーナーでもある赤羽環が愛してやまない作品でもあり、これが実際に読めるなんて嬉しいなと思い手にとりました。
内容は、主人公のティーとその彼女であったアールのお話、ともにマーダーの認定を受けているが恋人関係は3年前に破綻していた…久しぶりのアールからの連絡を受けて、別れていた間に何があったのか…ティーは知人、友人にアールのことをたずねてあるく…。
スローリー的には引き込まれることもなかったかな…ラストはちょっと意外な展開になってはいたけれど、もう一度読みたいかといえば微妙な感じ…。この作品、解説とか装丁とか文庫本なら別の楽しみもあったようですね…図書館で借りたので、ノベルになってしまいちょっと残念に感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スロウハイツの神様からのスピンオフ全編通じて起伏が無い。ラストにもあまり衝撃が…
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チヨダコーキはこういう感じか
少し通り過ぎたかもな -
読みやすくてあっという間に読み終わってしまいました。
どんな結末だろうかと、終わりに近づくにつれて思いながら読み進めていましたが、最後はびっくり!
スロウハイツの神様を読んだ後だったので、チヨダ・コーキのデビュー作を読めた嬉しさも。 -
チヨダ・コーキの作品。
読みやすくって素敵な作品でした -
スロウハイツの神様の後に読んだので、チヨダ・コーキの脆さと、優しさと深さがひしひしと迫ってきた。
ラストは衝撃的だし、そちらのショックさが読後感を占めるけど、登場人物の性格の奥行きがすごい。
表紙がとても素敵で読む前からテンション上がった!! -
KL 2021.7.11-2021.7.13
チヨダコーキのデビュー作。
文庫版に環の解説があるらしいので、ノベルスで残念だった。
ところで、ネタバレ感想はネタバレボタン押しましょう。 -
オススメの通り、スロウハイツの神様を読んだ後に読みました。チヨダ・コーキのデビュー作だから、拙いところを出していると思うと凄いです。
何となく正体が分かってしまったけど、アールが頑張っていた理由が切ない。二人が別れた理由とか分からないところがあるのも、あえてなのか?
最後、トランス・ハイのメチャクチャな様まで書いてほしかった。