コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061831582

感想・レビュー・書評

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  • かっこいい!限りなく透明に近いブルー、半島を出よにも通じるものを感じます。

  • 再読了。

  • おー、何回目だろうか。
    これ読むのは。
    ただの文字情報の筈なのに、これだけ色彩や嗅覚、味覚を刺激させるなんて…
    スゴイ。
    #ブックサンタ

  • 感情が伝わってくる

  • ダーク過ぎる!

  • なんかいろんなものがぐちゃぐちゃと混ざったにおいがしてくるような そんな感じ

  • 感覚を刺激する作品。痛い。暑い。そして気持ち悪い。だけど、どこか爽快感がある。
    コインロッカーベイビーズを名乗るシーンが、とにかくかっこいい。それをいうために、この作品があるように思えるほど。

  • 文面から嗅覚や視覚や触覚やいろんな感覚が刺激されます。レビューは下巻で。

  • 内面にある欲望を隠すことなくグロテスクに表現している。名誉欲、金銭欲、性欲 全てがさらけ出されていて不快で目を背けたくなる。だが人なんて一皮剥けばそんなものかもしれない。

  • 痛い、読んでて瞼の端がひくひくするくらいに痛い、心が痛いとかじゃなくて、生で痛さを感じる。
    でも、混濁とした世界の最中を、全身切り傷だらけで突っ走ってく奴らはかっこいい。鮫を飼っている少女アネモネの一途な感情表現も、直接的すぎる暴力描写も、すべてががんがん心臓に響いてくるヴァイオレントな一冊。そして、村上龍ならではの脂の滲んだエロスも強烈。ほんとこの人が書く文章の、魂が肉体の動きを凌駕して飛び出てきちゃうようなところ、めちゃめちゃうまいと思う。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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