夢で会いましょう (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061836853

感想・レビュー・書評

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  • 辞典のようにアから始まり、カタカナ文字の外来語をお題にして村上、糸井両氏が好きなように書いている。この好き勝手さがなんともいい。
    ショートショートの連続、コントのようでもある。

  • なぞ。
    もはや二人とも書きたい事なんも考えずに書いてるだろーっていう。

    でも、そのグダグダ感が心地よい感じ。

    んー、好きだな、やっぱり、二人とも。

  • 苦痛でした。

    作家の名前だけで本を買ってはいけないね。


    他人がみた、面白かった夢の話を聞いている気分。

  • 六日にデートした女の子とはまるで話があわなかった。僕が南極について話ている時、彼女は北極のことを考えていた。

  • アスパラガスの話が好き。

  • デートとブルー•スエード•シューズが好きだった。どのカタカナの話が好き?て好きな人に聞いてみたいなーと思った。

  • これは何にカテゴライズされるのか…
    おそらく超短編のオムニバス集(を五十音順にラベル化したもの)だと思います

    村上さんも糸井さんも頭の中、どうなってるんだろう?
    と思わずうなってしまいました。
    長編よりも短編を読んだ時のほうが、普段の思考している脳を
    ちょっとのぞき見てしまったような印象を受けます

    ちなみにこれを書かれたときの村上さん37歳くらいのようです
    私は特別に村上さんのファンなわけではないですが、
    若かりし日の村上さんの頭の中を少しのぞいたような気になって
    なんだかちょっと得した気分です

  • 村上春樹×糸井重里。
    カタカナから始まる言葉について、なにかしらの話をくっつけ、リレーのように「アイゼンハワー」から「ワン」まで綴られてる不思議な本。

    うん、特に出会わなくてもよかった、不思議な本。

  • イトイさんとハルキさんがリレー形式で綴るショートショート。再読です。この短さだと、輪郭しか記述できないな、ということが発覚。その輪郭をどうとるのか、そこが課題。心理描写に触れない軽やかさはよいけど、情緒をそれであぶり出せるかな…。もうしばらく、考えてみます。

  • うーん、なんと言ったらいいのか、まとまりのない印象。夢のような話しは、1/3ぐらいの量が適当なのかもしれませんが、それでは本にはならないですよね。

    しかし、糸井さんの「マスカレード」はすごく受けた。電車の中で思わず吹き出してしまいました!

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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