チョコレートゲーム (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061842410

感想・レビュー・書評

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  • 中学生が競馬をするという発想がおもしろい。

  • まさかそういうことだったとは思わなかった……! 岡嶋さんはほんとにすいすい読ませてくれます。

  • 流石です。面白い。次が気になるので、一気に読破でした。 

  • 第39回日本推理作家協会賞。
    主人公は小説家・近内。中学3年生の息子・省吾の学校で連続殺人が起こる。省吾の自殺に疑念を抱き、日ごろ弱そうな近内が息子への罪滅ぼしか、がぜん行動的に。出版編集者の助力を得て事件解決に動く。
    父子のあまり接点のない家族像、学級崩壊、若年犯罪など社会的な側面のあるミステリー。

  • 無性に本が読みたくなって、近くのブックオフで物色してたときに、好きな岡嶋二人作品なので買って読んでみた。

    その日のうちに読み終えたくらい、あっさり読めた。

    今から20年以上前の作品なのに古さを感じさせないのはさすが。

    ただ、岡嶋二人の作品なので期待値が高かったけど、そこまで驚きや感動はなかった。

    作品としての粗さはないし、いい作品だとは思うけど、岡嶋二人のOne of themの作品な印象。

  • 貫井徳郎さんの『天使の屍』を過去に読んでいたので、読み進める内に、おゃ?なんとなく過去に読んだような??と感じましたが、面白く読ませてもらいました。

  • 高松から借りた本
    これが1985年の作品とはねぇ。自分たちの中学時代がこの子供たちと同世代ってことだな。しかしこの頃にパソコンが小物として出てきているのに驚きだ。
    なかなかおもしろかったので、ほかの作品も読んでみるかな。

  • 軽井沢の古本屋で百円で買った本。

    少し昔の中学校での連続殺人のミステリー。

    ミステリー好きは楽しめると思う。

  • 学校という名の荒野をゆく、怖るべき中学生群像。名門秋川学園大付属中学3年A組の生徒が次々に惨殺された。連続殺人の原因として、百万単位の金がからんだチョコレートゲームが浮かび上がる。息子を失った一人の父親の孤独な闘いをたどる、愛と死のショッキング・サスペンス。日本推理作家協会賞受賞作。

    チョコレートゲームという題名が、中身を面白くさせるための大きな鍵。「チョコレートゲームって一体何なんだろう!」って最後まではらはらさせられる。

    初めての岡島二人作品だったけど、スラスラ読めた。また他の作品も読んでみようと思う。

  • 名門中学で生徒が殺された。犯行時間に息子の不在を知った作家の父親は、否定しながらも息子を疑う。が、息子もまた死んでしまう。真実を探るために父親は動く。百万単位の金がからんだチョコレートゲームとはなんだったのか。

    昭和60年の作品らしく、犯行工作の一部として使われている電子機器がとっても旧式だし、内容も古臭いとこがある。中学校内での競馬、のみ行為、脅迫、集金とかの犯行動機は良いんだけど。

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著者プロフィール

岡嶋 二人(おかじま・ふたり)
徳山諄一(とくやま・じゅんいち 1943年生まれ)と井上泉(いのうえ・いずみ 1950年生まれ。現在は井上夢人)の共作ペンネーム。
1982年『焦茶色のパステル』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。86年『チョコレートゲーム』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『99%の誘拐』で吉川英治文学新人賞を受賞。同年『クラインの壺』が刊行された際、共作を解消する。井上夢人氏の著作に『魔法使いの弟子たち(上・下)』『ラバー・ソウル』などがある。

「2021年 『そして扉が閉ざされた  新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡嶋二人の作品

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