- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061842410
感想・レビュー・書評
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まさかそういうことだったとは思わなかった……! 岡嶋さんはほんとにすいすい読ませてくれます。
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流石です。面白い。次が気になるので、一気に読破でした。
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第39回日本推理作家協会賞。
主人公は小説家・近内。中学3年生の息子・省吾の学校で連続殺人が起こる。省吾の自殺に疑念を抱き、日ごろ弱そうな近内が息子への罪滅ぼしか、がぜん行動的に。出版編集者の助力を得て事件解決に動く。
父子のあまり接点のない家族像、学級崩壊、若年犯罪など社会的な側面のあるミステリー。 -
無性に本が読みたくなって、近くのブックオフで物色してたときに、好きな岡嶋二人作品なので買って読んでみた。
その日のうちに読み終えたくらい、あっさり読めた。
今から20年以上前の作品なのに古さを感じさせないのはさすが。
ただ、岡嶋二人の作品なので期待値が高かったけど、そこまで驚きや感動はなかった。
作品としての粗さはないし、いい作品だとは思うけど、岡嶋二人のOne of themの作品な印象。 -
貫井徳郎さんの『天使の屍』を過去に読んでいたので、読み進める内に、おゃ?なんとなく過去に読んだような??と感じましたが、面白く読ませてもらいました。
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軽井沢の古本屋で百円で買った本。
少し昔の中学校での連続殺人のミステリー。
ミステリー好きは楽しめると思う。 -
学校という名の荒野をゆく、怖るべき中学生群像。名門秋川学園大付属中学3年A組の生徒が次々に惨殺された。連続殺人の原因として、百万単位の金がからんだチョコレートゲームが浮かび上がる。息子を失った一人の父親の孤独な闘いをたどる、愛と死のショッキング・サスペンス。日本推理作家協会賞受賞作。
チョコレートゲームという題名が、中身を面白くさせるための大きな鍵。「チョコレートゲームって一体何なんだろう!」って最後まではらはらさせられる。
初めての岡島二人作品だったけど、スラスラ読めた。また他の作品も読んでみようと思う。 -
名門中学で生徒が殺された。犯行時間に息子の不在を知った作家の父親は、否定しながらも息子を疑う。が、息子もまた死んでしまう。真実を探るために父親は動く。百万単位の金がからんだチョコレートゲームとはなんだったのか。
昭和60年の作品らしく、犯行工作の一部として使われている電子機器がとっても旧式だし、内容も古臭いとこがある。中学校内での競馬、のみ行為、脅迫、集金とかの犯行動機は良いんだけど。