- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061848924
感想・レビュー・書評
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映画化を期に大学以来の再読。ノルウェイは謂わずと知れた大ベストセラーだけど、実は私はあんまり好きじゃない。直子にただ只管苛々するんだもん。性描写が無駄に多いんだもん。ただ、小説の冒頭のシーンは凄く好き。情景が浮かぶ。私も飛行機の中でビートルズを聴いている気分になる。切なくなる。この小説は誰にも感情移入できないけど、突撃隊のキャラクターは好きだ。映画も見たけど映画は要らないシーンが多すぎる。原作から性描写だけをつまんで繋げた作品。ハツミさんは綺麗だったが。あと突撃隊をもっと見たかった。2010/003
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1988年(昭和63年)第1位
請求記号:Fムラカ 資料番号:010770873 -
一般を普通と決めつけて、それに適応できない僕らは異常ではなく、社会にすんなりと収まってしまう彼らの方がよっぽどおかしい。という感覚は外に出てみてから初めてわかるもの。
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序盤は状況を飲み込むのに多少時間が掛かったが、一旦飲み込んでしまえば中の世界に完全に引き込まれてしまう。
「村上春樹って天才なんだな」
そう思える一冊だった。
登場人物の性格、感情、情景、全てにおいて表現力が非常にリアル。
特に、声に発せられていない感情、喜怒哀楽をも文章から感じられる事が出来る。
何ていうか、本を読むというより、生でその状況を見ているような感じ。 -
何度目かわからないけど再読。
感想は下を読んでから書く。 -
ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります -
死の臭いが濃厚に漂うラブストーリー。
最愛の人の死という、最悪の結末が待っていそうな気配。
高校時代に流行って、それから20年。
やっと読んだ大ベストセラー。
「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」というのがテーマのようだ。
宮本輝の「青が散る」を思い出した。
あの小説も、死の気配に覆われた物語だった。
どんな結末が待っていようと、一度乗ってしまった船からは降りられない… -
資料ID:C0032832
配架場所: 本館2F文庫書架 -
大作、説明不要。100%恋愛小説
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村上春樹さんの作品を読んでみたくて、読み始めました。
文章が、とても自然で、流れるように頭に入ってきて、心地よい感じがしました。