遠い太鼓 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (570ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061853829

感想・レビュー・書評

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  • ヨーロッパに住んでいた3年間の記録。
    さぞかし優雅におしゃれに海外生活を楽しんでいらっしゃったんだと思っていましたが、全くそんなことはなかったようで。日々サバイバルでたくさん苦労し、それも含めてエキサイティングな生活を送っていたことがよくわかります。
    大変さを軽妙な筆で綴る、村上さんの魅力が存分に発揮された一冊だと思います。

  • 場所に関係なく、どこでも仕事ができる職業が羨ましい。まあ、苦労も多いと思うけど。アメリカでの生活についても読んでみたい。
    その国のアイデンティティはその国で遭遇してトラブルで形作られるとあった。確かに楽しい思い出よりも苦労したことのほうが印象に残るし、そうかもしれない。

  • 雨に濡れてぐちゃぐちゃになってしまったけど、買いなおしたくらい良かった。
    村上春樹のエッセイは初めて読んだけど、こんなに明るくて面白い人だとは知らなかった。
    行った先々を褒めるだけでなく、淡々と感想を面白おかしく披露する感じは痛快だったな。

  • これも繰り返し読む。
    ノルウェイの森とダンスダンスダンスとこの本。
    全てが同時期に書かれたこの3冊は自分の中の村上春樹ベストです。

  • 遠くから響いてくる太鼓の音の誘われるように。

  • いまは手元にないがものすごくいい短編集だったと記憶している。また買おうかな。

  • 素敵な紀行文!

  • 長い三年間の旅行記 著者の精神的疲れも事細かに描かれている

  • 旅に出たくなったら読み返します。

  • 結構長いのにずんずん読めました。

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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