遠い太鼓 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (570ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061853829

感想・レビュー・書評

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  • 数泊する旅行に必ず持っていく本なのだが、いざ出発となると、本棚に見当たらない。仕方なく買い直しているうちに3冊も溜まってしまった自分のだらしなさったらない。今回はとうとう電子書籍版も買ったので、当分買い直すことはないだろう。旅路で読んで、さらに次の旅を想像するための本。

  • 村上さんの旅行記は読んでいて旅に出たくなる。
    特に自分の生まれる前の時代の話であり、今行ってみると違うんだろうなと思うこともあるが、ヨーロッパは旅したい。

  • 36/331

  • 村上春樹さんのエッセイは読みやすくて好きだなぁ。

  • 村上春樹はこの頃相当日本で生活することに疲れていたんだろうな…ということがひしひしと伝わる。
    そこでちょっとヨーロッパで生活してみようということになる。すでにすごい。お金とか言葉とかしがらみとか、様々な問題に行動を制限されることがない、という事実。これぞ自由業。
    その自由さがとてもうらやましいけれども、結局はギリシャだろうがイタリアだろうが世界中のどこでだって嬉しいことやきれいなものおいしいものがあると同時に一定量のわずらわしいことも必ずついてくるという事実。そのわずらわしさから逃げられないことは作家だろうとサラリーマンだろうと結局は同じだと思うと、手放しでうらやましがることはない。

    でも、楽しそうだったなぁ

  • ダラダラと読んでたら五年かかった。文庫本のためのあとがきがよい。満足度6

  • 150527読了

  • 村上春樹のエッセイが好きだ。
    この本は、名所旧跡巡りのことが書いてあるわけではない。南ヨーロッパの各地に滞在し、そこで見聞きしたことや体験したことが淡々と書かれている。
    でも、それが読ませるのだ。
    それが作家たる所以なのだろう。
    特に、ローマやイタリアについて書かれていたことは、自分も実際に行ってみて感じたことと重なる部分もあって、親近感を持って読んだ。

  • 村上春樹のヨーロッパ生活。『ノルウェイの森』を書いたりしていた時の話とのこと。
    季節外れの地中海の島でなんでこんなとこ来ちゃったのか、とか思っているところとか面白い。
    地中海で魚買って自分で調理して食べたりしてみたくなる。

  • 村上春樹が好きで小説は読みあさっていたが、この手のものは初めて。
    村上春樹の目線での話はやはり面白かった!

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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