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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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そしてこのようなミクロとマクロの視点が一人の人間の中に同時に存在してこそ、より正確でより豊かな世界観を抱くことが可能になるはずだと思うのです。
― 568ページ -
外国に行くとたしかに「世界は広いんだ」という思いをあらたにします。でもそれと同時に「文京区だって(あるいは焼津市だって、旭川市だって)広いんだ」という視点もちゃんとあるわけです。僕はこのどちらも視点としては正しいと思います。
― 568ページ -
世の中というのはそういうものだ。その状況の向こうにいる人間の姿がきちんと見えていれば、大抵のことには我慢ができる。逆にそれほど悪くない状況に身を置いていても、ひとの姿が見えていないと苛立つし、不安になる。
― 411ページ
みんなの感想・レビュー・書評
正直に言うと、あまり期待せずに購入しました。というのも、僕は村上春樹の小説に苦手意識があるからです。全タイトル読んだわけではありません。じゃあなんで購入することになったかというと、バイト先の先輩から勧められたから。その先輩も同氏の小説が苦手。でも、これはおもしろい!と。旅行エッセイが好きならなおさらということで買ったわけです。 で、感想なのですが、評価を見たいただければわかるように、最高でし... 続きを読む »
声出して笑っちゃう箇所が5箇所くらい。どこか忘れたけど。
あ、ひとつはマッシュルームだ。
クレタマルタオスマントルコ帝国だとか、村上春樹さんの作品に出てくるワードについ反応しにやにやしてしまう。
メータ村が良い。
観光地がでてこないとこが良い。
題名の元となった詩がとても良い。
本を読んでて目を閉じて遠くの太鼓を聞いてみたら、すごい良い気分だった。
そりゃ、え?トルコの詩?てはなったけれども。
私は、人の性格や同一性の形を国別で考えるなんて偏見じゃないかと思ってしまうのだけれど、実際にヨーロッパで長い期間生活していた著者の「偏見」を見ていると、私の考えは引きこもり症の浅はかなものなのだと思い知る。もちろん「大多数」の例外というのもあるけど。村上春樹の旅行記。
くすりと笑って、時々ほろりとさせられる村上さんの1986~1989年の旅行記(時期的には主に『ノルウェイの森』『ダンス・ダンス・ダンス』執筆期間となるらしい)。
村上さん特有の丁寧な風景描写のおかげで、自分が行ったことのない国や地域の景色や気候、音や味までが伝わってきて楽しい気分になる。
その時の気分次第でいろんな書きかたをした、と本文中にあるように、小説とは違い色々な文の形があって最後まで面白く読むことが出来た。
いわゆる『有名な小説家』という肩書きに、一般人が勝手に抱くイメージを取っ払ってくれる面白い読み物だと思う。
あまり期待していなかったけど意外と面白かった。序盤は少しとっつきにくいが読み進むにつれてぐいぐいとハマる。イタリアやギリシャに旅行する人は行く前に読んでおくとためになるかも!と思う。
すごく旅したくなる。さすが春樹さん。主にギリシャとイタリアの滞在記で、いいところも悪いところも書いてあるのに、とっても魅力的。
村上春樹のイタリア・ギリシャ3年間の旅行記。
ゼミの卒業旅行でイタリアに行くことになり、何かイタリア関係の本はないかと探し回っていたところ、この作品に行き当たり図書館で借りた。行きの飛行機の中で読み始め、最終日の空港行のフェリーの中で読み終えたが、なかなか長い作品だったと思う。550ページ長。
旅行中にぼくが感じたイタリア人の気質は、村上さんからの入れ知恵によるものが大きかったかもしれない。話好きで仕事をしない、なんてのはまさにそれだったと思うけど、でも間違っていないことは確かだ。いい思い出とともに読み切った一冊。星4つ。
春樹さんの他の旅行エッセイはあまり興味を持てなかったけど、これは好き。
小説のようにも読める。
覚えているのは、犬と戦うところと、奥さんと二人きりでひっそりした美術館に佇んでいるところ。
村上春樹の紀行文。以前これを読んだのが確か学生の頃だから、約20年ぶりに読んだことになる。僕がまだ若かった頃はあまり強い印象を受けなかった本だが、40に近くなるとちょっとだけ印象が違っていた。
面白いね、この本。
図書館で借りた。「返却期限までに読まなくちゃ」と慌てた気持ちでは楽しめないので、延長するか購入するかしなければ。ずっと昔にノルウェイの森を読んだのみで、その他の作品は読んだことがないけれど、オモシロイ人だなぁ。
小説ではなく、エッセイ。3年にわたるヨーロッパ旅行記というか、滞在記。
小さな(あるいは大きな)ハプニングや、何でもなく過ごした日常、それぞれの街の特徴や、人、食事などが、飾ることなく、しかしユーモアたっぷりに描かれています。
クスクスと笑ってしまう場面もたくさんありました。
他人の旅行の話なんて面白いのか、と思いつつも、読み始めたら止まらなくなり、ずいぶん厚い本でしたが飽きずに読むことができました。
ノーベル文学賞ノミネートの常連村上先生の文章に酔っているかのような独特な感性と、酒に酔っているかのようなナルチシズムは結局僕の掌の上を独占する。
敢えてのまともな春樹氏のエッセイ集。海外生活における日常を何気なく、なにげなく、切り取ったようなゆるい作品集。
確かあと何冊か海外生活の写真付きがでてます。
海外旅行記というより、海外滞在記。
真面目で堅実でストイック、それでいて素朴で素直な人なんだと感じ入る。
どこにいても、きちんと生きていける感じが憧れる。
1986年から1989年まで村上春樹がヨーロッパ(特にギリシャとイタリア)で生活していた頃の紀行録。または、生活録。村上春樹がその地で見たギリシャ人やイタリア人の雰囲気がどのようなものだったのかがよく描写されていて、よく分かる。
旅先エッセイ。
1986年秋から1989年秋におよぶ、
ヨーロッパ滞在時のスケッチ的文章。
読後、ギリシャとイタリアに親近感がもてます。
ダンスダンスダンス がすきなので、
この旅行中に書かれたのかと思うと感慨深かったです。
"カヴァラからのフェリーボート"
"レスボス"
文句なくいままで読んだエッセイの中で一番面白い。
それどころか村上春樹の全作品の中でもかなり上位。
彼のエッセイを読んだのは初めてだけど、
こんなに楽しませてくれるとは知らなかったなぁ。
他のも読んじゃいます。
ギリシャの死に犬現象、
ある特別でない一日について、
イタリアの路上駐車、
他にも数々の面白い(interestingというよりfunnyな)エピソードがあります。ノンフィクションなのに全く飽きがこない。
また、私が今まで誤解していたなと思ったのは、
村上春樹は美食家(いやらしくない程度の)なんだな。
けっこうこれを読むと彼の人格が好きになる人、多いと思う。
ヨーロッパに1か月間長期旅行に行っていた先輩社員に触発されて、
満を持して読んでみたら非常に面白かった。
個人的にはイタリア・アテネで走ることのくだりと、
クルマをめぐる出来事と価値観の変遷のくだりを興味深く読んだ。
同時に、著者がギリシャとローマでの3年間の長期滞在生活を経て得た
言葉にできない手ごたえに近いものを、読んでいて感じた。
なーんじゃらほいっ
という感じのイタリア、ギリシア滞在記。
凝縮されたものはないけれど、
外国に住むってこういう感じなんだなあということがわかる。
春樹さんのマジギレ/マジやれやれが見える!!!
20111008読了。
kindleにて
通勤時間や細かい時間にちょこちょこ読んだ。
この本のような
旅行記といったエッセイは細かいぶつぎりの時間に読むのにはうってつけ。
なのでkindleとの相性もすごくよかった。
本の内容としては
ギリシアとイタリアの3年間に渡る旅行・滞在記。
現地のローカルな情報や風景がそのまま描かれているので
土地の空気やおばちゃん達の顔がふんわりと浮かぶ。
ゆるーくあまり頭を働かせずに読むにはちょうどいい感じ。

何度も読み返しているこのエッセー。





