- Amazon.co.jp ・マンガ (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061859937
感想・レビュー・書評
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戦争なんて、絶対ないほうがいいに決まってる。
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確かに戦地での様子を細かに描いたマンガはあまりないかもしれない。ゲゲゲで今や時の人となった水木氏は妖怪漫画家のみならず、戦争漫画家としてもっと評価されていい。
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戦争は狂気。
死ぬ理由も、殺される理由もないのに前途有望な若者が虫けらのように死んでいく。
大きな狂気の前では、それを誰かが止めることすらできない。一度転がり出したら止まらない。
馬鹿な上官に無駄死にさせられた若者たちを思うととても心が痛む。 -
上官の命令のまま死んでいく
何の疑問も持つことを許されないまま
殺された兵や犬死にした兵士は誰にも看取られることもなく死んで行く。戦争は狂気と無情さを露呈する -
ドラマチックで美しい演出の作品もいいけれど、こういう漫画が読みたかったんだ私は。
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加山の死に際が一番心に突き刺さりました。まだ生きているにも関わらず、小指を切断され一人だけ取り残された加山が最期に「おめえたちゃあ 行っちまうんか」と、呟くシーンがあまりにも淋しく残酷で戦争の悲惨さを物語っていました。
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「この作品は90%実話である」という水木氏のあとがきに愕然としました。
(2013.5.15読了) -
水木さんのように、最底辺で戦争を体験した方の漫画が読めてよかった。
ラストのセリフが戦争で死ぬということの全てな気がする。。。 -
自民党や維新は改憲を声高に叫んでいるが、この水木さんの渾身の一冊を手にして欲しい。