妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA! ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120661

感想・レビュー・書評

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  • 「君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう」

  • いろいろな人が勧めていたので読んでみました。
    雰囲気はちょっと古いけど、妖怪アパートに住む面々がとても魅力的で、さっくり読めるシンプルなストーリー展開に惹きつけられます。

    妖怪アパートに住んでみたい…。
    るり子さんの美味しそうな料理の描写が食欲をそそります。

    愉快なイメージが強い本作ですが、主人公をはじめ、妖怪や幽霊たちの裏事情がなかなかハード。
    だからこそ、日頃の賑やかな日常が映えてくる面もあり、妖怪アパートの人々がお互いを受け入れている姿に感動します。

    子供にも読ませやすい人情味あふれる作品。
    個性豊かな妖怪アパートの人びとを通して、人との関わりについて考えさせられます。

  • 漫画版の突っ込みどころ満載なカットを見て妙に気になり、まずは原作をと読み始める。

    内容が結構重いのに文章はサクッと読みやすい。
    妖怪アパートの不思議な住人たちはちょっと怖いけど優しい人たちばかり。あたたかいご飯、いいな。

    家族って、友達って、他人って、一緒にいてただ楽しいだけの存在じゃないよね。
    さまざまな出来事を経験し成長していく夕士くんを続編で追っ掛けていきたいと思った。

    とにかく名言が多い。
    「人にはそれぞれの生きる場所がある。そこにはそこの考え方があり、常識がある。人はそれに沿って生きればいいのだ。
    ただ、その世界がすべてではないということ。世界は、もっともっと果てしなく広いのだと。
    これをわかっているかいないかで、その人の人生の重みも深みもまったく違ってくる」

  • 「自分とは異なるものを受け入れること」についてぼんやりと考えながら読みました。
    とってもおもしろかったです。これから何度も読みかえすと思います。設定やキャラがはっきりしていて読みやすい作品でした。

  • 昔、親が読んできたものを借りました
    妖怪アパートの住民たちの容姿や、性格を考えるのがとても楽しかった!!!やはり自分が見たことないものを想像するのは楽しいですね( •̀ᴗ•́ )/

  • 両親がいない主人公が妖怪アパートに出会って、自分の世界が色んな方向に広がって行くのが好き!主人公に向けて言われる言葉が、私にも当てはまるんじゃないかって思えちゃうな。
    続きが気になる(=´∀`)人(´∀`=)
    学生時代にこの本に出会いたかった。

  • 面白いとおススメされていた本だけど
    なかなか読んでいなかったので、読んでみたら
    面白い。料理が美味しそうだなー。

  • 妖アパシリーズの一巻目。登場人物がとても個性的ですぐにこの世界に引き込まれます。

  • はい、一言。面白い。
     青春小説っていうんでしょうか?よくわかりませんが。
     設定が少しファンタジー。登場人物は風変わりで魅力的。
     内容はしごく真っ当であり、清々しいことこの上ない。
     実に読後感が爽快で、心が洗われます。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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