死ねばいいのに

著者 :
  • 講談社
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感想 : 784
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062161725

感想・レビュー・書評

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  • まあ、話の流れは悪くない。だけど、この作者の調子が他のタイトルでもこんなんなら二度と読まないw頭悪いくらいに屁理屈なだけで納得感がないしなにより「レヴェル」って単語がキモいwwヨガリ作家が前面に出過ぎて無理www

  • わたしの中の京極さんのイメージは幽霊怪談。
    なんですけど、このお話、幽霊は出てこないし、怪談集でもないんですね。
    京極さんの本は読むの初めてだったんだけど、これ、チョイス間違えました?笑

    決め台詞のようにあさみの関係者に「死ねばいいのに」ってサラッと言い放つんですけど、こいつめちゃくちゃ土足で人の神経逆撫でしてるような会話しに来てるのに、相手はやりとりして行くうちに段々反論出来なくなっちゃうんですね。
    結局ワタライくんは、あさみちゃんの何だったんですかね。

  • 終始ぞんざいな渡来の口調と上から目線がイライラした

  • 京極堂は「この世に面白くない本などない」と言い、弔堂は「書物はすべて墓標である」と云う。

    この本は誰のための墓標なのだろう。
    私にとってこの本は、「京極夏彦が書いた本」だ。脳裏で指貫グローブをはめた御大が、彼の妖怪と書物に埋め尽くされた部屋で、綴る物語。
    伝えたいこと、落とされる憑物、まだ見ぬ誰かの中に立ち上るもの。
    私が断言できるのは、「京極初心者にこの本を勧めることはお薦めできない」
    西尾維新のニンギョウがニンギョウ、伊坂幸太郎のあるキングのように、作家を含めて完成する作品というものもあるのだろう。

  • なんか自分勝手な、渡会に言わせると死ねばいいのに的な人達が次々出てきて、精神的に疲れた。ので途中、ほかの本を読んでしまった私。
    結局最後のこの終わり方はなんかスッキリしないというか、よくわからなかった。

  • タイトルに惹かれて読んでみたけど、長ったらしいし途中でオチがわかってがっかりした。同じ作者の他の作品を読むか迷う。

  • 一人目はしっくりきたが、残りの話はこじつけのような感じがして余り腑に落ちませんでした。
    死ねばいいのに、とまで言われなきゃいけないことかなあ。

  • 面白い!!主人公の、なんだろう、この、新人類な感じ。

  • 題名に惹かれて読んで見ましたが全くの期待はずれ。主人公の渡来が、とにかくウザイ。最初から最後までウザイ。ラストのオチに期待して我慢して読みましたがオチも想定内どころか想定以下。ただただ主人公が人の揚げ足を取ってる印象しか受けませんでした。揚げ足の取り方も一休さんのように愛嬌のあるものではなく、人を腹立たせるだけの方法で最後までイライラしながら読みました。

  • 最後の、「六人目。」までは、苦しいながらもスッキリ出来ていたけど、ちょっと納得いかない結末だったかも。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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