- Amazon.co.jp ・本 (722ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062162227
感想・レビュー・書評
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前半結構好き。
でも途中から、ちょっと長かったかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっと読んだ700頁超の長編。
古い写真館だった屋敷に越してきた主人公が遭遇する、色んな写真にまつわるほんわかミステリー。
色んな形で色んな写真に出会って人に出会って、それぞれが自分なりの「ケリ」をつけて進んでいく。読み進めてみるとミステリーなのかヒューマンストーリーなのか。
英一が親戚にケリをつけるシーンと、垣本さんの「一歩」が印象的。
良い話でした。だから小説はやめられない。 -
それぞれが、過去にケリをつけて、出発する。駅から列車が出発するみたいに。小湊鐵道。
視線があたたかい。 -
中だるみしてますねぇ。
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読み終わってみたら、主人公の高校生活のあれこれを描き出した青春小説だったのかも。
そのあれこれは、一見、些細に見えたとしても、今を生きる人たちの心の傷に繋がってるから、このお話は薄くならない。(本は、全然、薄くない)
振り返れば、主人公が大人になっていく姿がまぶしい。主人公や友人たちのあれこれが、人付き合いの中に潜む毒を少し洗い流してくれるかな。 -
米澤穂信の作品を読んでるような錯覚に囚われる時がしばしばあった。貶してるわけではなくて、登場人物への温かい視線に共通のものがあるのだろう。
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やった、読了!テーマが心霊現象...で自称分類’give up’に入れるところレビューに助けられ作者さんの弁に後押しされ。長い話だけど展開も飽きなかったし言葉のリズムが心地よかった☆
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登録漏れ
宮部さんでまだ読んでいないならと勧められて読むことに決め、分厚さに図書館で一瞬迷ってしまいました。
幽霊とか苦手分野だと思っていましたが、不気味さはなく世界に不思議はあふれていてもいい気分になりました。
主人公が惹かれていった女性の魅力がイマイチ分かりませんでしたが、最後まで読んで表紙の意味に気づきました。