かわいい結婚

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 752
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194051

感想・レビュー・書評

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  • 筆者、さらさら~っと書いているのかしら。
    楽しみながら一気に書いている感じがして、読み手もその流れに乗ってあっという間に読める。
    読み終わると、同年代の女性でなければ評価しないかもな、とも思うんですが、この軽快さ。もっと色々書いていく方なんだろうなと感じて、雑誌に引く手あまたなのも納得。週刊誌の連載も持っておられて、それは女性誌に乗せるような内容だったけれど、エッセイストと小説家のはざまで貴重な存在になっていくのかもと感じます。ただ、どこまでそれが伸びていくのか。危うさもあってそれも含めて気になるところでもあります。

  • G.Wの締めに一気読み。笑い泣きできる!痛快!

  • ・かわいい結婚
    結婚を機に退職して専業主婦になった。でも家事はどれも苦手…これから一生こんな大変なこと続けなきゃいけないの?

    ・悪夢じゃなかった?
    ある朝目覚めたら女の身体になっていた男。街を歩けば男の視線がうるさい、身なりに気を配ればお金がかかって時間もどんどん過ぎていく。女でいるってこんなに大変なのか…。

    ・お嬢さんたち気をつけて
    お嬢様学校で出会った親友。卒業後は田舎と都会で全く別の道を歩むことになりー。

    初めて読んだ山内さんの作品。短編だしとても読みやすかった。

  • 2015.4.20読了
    いざ結婚するとかわいいものだけではないけど、妻としてはグッとくることをサラッととても上手く描かれていて面白い。

  • 2015/4/19

  • 男が永久にわからない「女」という生き物を描くのが、山内マリコさんは本当にうまい。表題作の「かわいい結婚」では専業主婦の悲哀を明るく描かれます。でも・・・ああ、ホントに女ってよくわからん!

  • ありがちなテーマだけれど、落とし所が今風でへんにハッピーエンドでもなくリアルで良い。

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著者プロフィール

山内マリコ(やまうち・まりこ):1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。主な著書に、『アズミ・ハルコは行方不明』『あのこは貴族』『選んだ孤独はよい孤独』『一心同体だった』『すべてのことはメッセージ小説ユーミン』などがある。『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』『山内マリコの美術館はひとりで行く派展』『The Young Women’s Handbook~女の子、どう生きる?~』など、エッセイも多く執筆。

「2024年 『結婚とわたし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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