- Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062552295
感想・レビュー・書評
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2013.7.1市立図書館→読む余裕なく返却。未だ機が熟していないらしい。
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一番好きなのは尚隆だけど、珠晶も大好き。
結末はもう最初から想像できているのだけれど、12歳の女の子が悩んで迷ってぶつかって考えて前へ前へって進んで行く様が気持ちよく描かれている。
とにかく長いんだけど、勢いがあってどんどん前に進んで行ける。イヤな人、がいないのもあるのかもしれない。
頑丘はこの後どうしたのだろうか。更夜は元気でやっているみたい。
なんだかんだこの巻が1番好きかも。 -
恭王即位のお話
十二歳とは思えぬほどしっかりした珠晶は王の器を充分備えている
初めは只の自信過剰な頭のいい小娘なのかと思ってましたが
トゲトゲしているけど優しい
責任感のあるいい子。
昇山の理由も「私が王になんのよ」と根拠のない自信で理解ませんでしたが
読み進めていくと本当の昇山の理由があり、自分の考えをしっかり持って昇山してる
その理由が心にぐっとくる。
頑丘はいいキャラで好きですね。
頼りになる男って惚れるね。
黄海に入ってから厳しく怖くなりますが
それも珠晶を守る為と思うと
本当に男前ですわ。
利広は腹黒キャラで、声優の石田さんが声をあてたらピッタリだと思う(笑)
いいトリオですね。 -
読むと元気が出ます。もっとしっかりせねばといたくおもった一冊です。
登場人物の描写がすばらしいです。アニメ化希望です。 -
ただの異世界ファンタジーでは終わらない、人間の醜さや理屈では割り切れない感情の記述、そしてリアリティのある世界観。小野さんの文章はとても読みやすく一見の価値がある作品。
十二国記の中ではこれが一番好き。
先王が斃れてから27年が過ぎた恭国。豪商の父をもち、不自由のない生活と充分な教育を受けて育った少女珠晶。しかし、その暮らしぶりとは裏腹に、災厄が続き、妖魔の跋扈する国の様相を憂いた珠晶は、王を選ぶ麒麟に会って天意を諮るべく、麒麟の住まう蓬山への困難な旅「昇山」に挑む。 -
恭国のお話
王の資質っていったいなんだろう?
にしてもまた興味ある人物がチラホラと(笑 -
義務だと思ったから。
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シリーズで一番好き。珠晶かっこよすぎ。「昇山するのが義務だと思った」ってとこで、選挙行かなきゃと思った。
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面白かったー!
結構厚みのある本だったけど、途中で止めることができず
読み切ってしまいました。
しかしこの主人公…ゴーストハントに出てくる人に似ている
小野さんっぷりが際立って読むのが本当に楽しかった!
こういう自信と強運が、私もほしい! -
タイトルの意味が謳われるとき、鳥肌が止まらなかった。
そのシーン見たさに、何度も読んでしまう。 -
読了。
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珠晶がとにかく可愛い。常に基軸がブレない。気高く美しい獣を想わせる少女。
昇山を決意した珠晶の真意がわかる終盤のセリフに感動。 -
実際、珠晶のような子がそばにいたら
あんまり好きになれないかもしれないけど
物語の中としてはとにかくカッコいい!
最後の方に頑丘と今後の事を語るところは、
デキる女子とプロフェッショナルとの会話で
いいな~と思いました。
利広も何かあると思ってたんですよ
いいエピローグ(^_^)
更夜もカッコいいですね
ほかにどんな活躍をするんでしょうか?
この本は、MZTさんにすすめていただきました。
MZTさんは、沢山の本をご存知で
私は、密かに「本のソムリエ」とか思ってます(^_-)-☆
いつの間にか、ぴぴろも読んで感想書いてました
ありがとうございました -
おもしろい 夏実も読んでいる
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十二国記シリーズで一番好き。
間違ったことをしたらキチンと正す、当たり前のことができない大人が多い中、成長していく主人公の姿と肝がすわった性格が読んでて楽しかった。 -
更夜がいいとこ持ってった。
おもしろかったです。 -
有言実行。やりもしないで、不満ばかりいうのではない、自分の人生は自分で切り開こうと奔走する少女の物語
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人を“理解する”という行為は、実際に相手の立場にならなくては分からないだけではない。いかに気持ちを寄せられるか、考えを巡らせることができるか。つまりはイマジネーションにかかっている。
逆を言えば、例え相手と同じ立場になってみても、相手がいつ何を感じ、どう考えたかを想像しない限り、決して理解したことにはならないんだ。
…と、いうことが印象に残った。『十二国記』はあまり深く考えないでストーリーを楽しむ作品なのかなと、数作読んで感じてきた今日この頃。
本作、上下巻になってないから一冊での話は長めだけどあっさりめでサクサク読めた。面白かった。 -
ある程度推敲の時間が作者にあったのか、出来としては『月の影 影の海』に次ぐものと思われるが、如何せん前振り(この巻での一番手は利広の存在だろう)として面白そうな材料が消化不良のまま終了してしまう。
これはこのシリーズ共通の特徴であり、故に高い評価は付けられない。 -
何度読んでも新しい発見があります。
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続きが気になり一気に読んでしまいました。
引き込まれる力が強い。
十二歳の少女が何かを変えたくて王になるべく昇山するお話。
私もやる前から諦めるのは止める! -
シリーズ中一番好きなのは、これだけが「救い」があるから
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前作で登場した珠晶の登極するまでの話。
珠晶は大人びてるな~って思うけど、反対に大人がバカばっかりというか。
今回いちばん驚いたのは真君かな。
久々にホワイトハート文庫の方を読んでみたが、私は講談社文庫の方が読みやすいな…。
やたらページ数多くて字がデカイ。 -
十二国記番外編。今回は本編で少し登場した恭王珠晶の話。
お嬢様育ちだけれど、とにかく学ぶべきものは学び、自分で判断すべき時は判断して行動する珠晶の姿は今の12歳の子供たちとはどこか違うなぁと。それはフィクションだし、このような状況が日本にはあり得ないからそう思うのかもしれないけれども、今の子供たちにも見習ってほしい、と思った。 -
実際に居たら苦手なタイプな主人公、珠晶。きつい性格だけど、その分自分の責任をしっかりわかっている・・・キャラクタとしてはとても好きです。ただ選ばれて苦労せず王になったのではなく、王まで登り詰めた女の子の話。
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2012 9 30
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十二国記のなかで一番!
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王が道を失えば、国が乱れる。
それを正す、術が欲しい。