宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)

著者 : 村山斉

• 講談社 (2011年7月21日発売)

感想・レビュー・書評

[vivi634さんの感想 · 2021年5月19日]

#audiobook
2011年の本。今はもっと研究が進んでいるに違いないけれど、この時点までの宇宙についてわかっていることや分からないことがよくわかる！
ダークマターやダークエネルギー、超ひも理論などがおぼろげにわかってきた。とても説明が上手で感動した。

[香具師山啖呵堂さんの感想 · 2020年11月28日]

　ニュートリノ、ブラックホール、暗黒物質、暗黒エネルギー、多次元宇宙論から多元宇宙論へ……。
　最新宇宙論では宇宙の中で普通の物質（原子）の割合は５％に満たないという。
　残りは正体不明の暗黒物質や暗黒エネルギーだという。
　もはやエネルギー保存則の成り立たない世界らしい。
　本書ではその摩訶不思議な最新宇宙論の世界を分かりやすく説明しています。
　最新宇宙論はもはやＳＦの世界と言っていいでしょう。
　発想力の訓練に、最新宇宙論の勉強をするのも面白いことではないでしょうか。
　私はオーディオブック版で聴いた後、逐次紙の本を読んでいきました。
　これくらい難解な内容を扱っている本だと、耳と目の両方を使った読書は良い方法だと思います。
　　　https://sanshirou.seesaa.net/article/478723232.html

[applestarさんの感想 · 2020年7月23日]

何度読んでもおもしろい！

[nakaizawaさんの感想 · 2019年10月9日]

（「BOOK」データベースより）
宇宙の全体を調べてみると目に見える物質は5パーセントにも満たなくて残りの約96パーセントは正体不明の暗黒物質と暗黒エネルギーだというのです。その正体を突き止めていくうちに不可思議な現象にぶち当たることに…。宇宙は多次元で、いくつも存在するとしたら。今までの宇宙の概念をくつがえす最新宇宙論入門。

[prigt23さんの感想 · 2019年5月4日]

「宇宙の「いまここ」をお伝えするぜ」というオビに惹かれて買ってみた。いまここに意味は求めず、ブルーバックスらしい「いまここ」が知れてよかった。

しかしなんだこの暗黒物質というのは！
こんなワケわかんないものが存在するとは！

[sou (08thse)さんの感想 · 2019年4月20日]

暗黒物質の話と多次元宇宙の話がメイン。数式などの難しい話はほとんどないですが、後半の多次元宇宙の概念は難しかったですｗ

[名古屋大学理学図書室さんの感想 · 2019年1月15日]

宇宙の96%は正体不明の暗黒物質と暗黒エネルギーだそうです。また、宇宙が10の500乗個存在する可能性もあるそうです。
このように、話が壮大でわくわくします。

理図書　443.9||Mu62　11758507

[gbh10103さんの感想 · 2018年12月14日]

宇宙のわかっていること、わからないことがわかる。アインシュタインとホーキングが、今だに凄い人であったことがわかる。

[たかさんの感想 · 2018年12月10日]

おもしろい。好奇心がかき立てられる。ただ、もう少し自身の知識が必要。

[osawatさんの感想 · 2018年12月2日]

最新宇宙論入門。
これは本当にわかりやすい。一読を薦める。

著者プロフィール

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構（Ｋａｖｌｉ ＩＰＭＵ）教授、カリフォルニア大学バークレー校Ｍａｃ Ａｄａｍｓ冠教授。
１９６４年東京都生まれ。１９９１年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東北大学助手などを経て、２００７年から２０１８年１０月までＫａｖｌｉ ＩＰＭＵの初代機構長を務めた。専門は素粒子論・宇宙論。『宇宙は何でできているのか』（幻冬舎新書）はじめ著作多数。メディアを通して研究成果を伝えることにも力を入れる。難解な素粒子論・宇宙論をわかりやすい言葉で語る。

「2020年 『そうたいせいりろん for babies』 で使われていた紹介文から引用しています。」