- Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062645430
作品紹介・あらすじ
将軍家病篤(あつ)し、の報に紀伊大納言は今や藩をあげて命運を賭すべく、魔界より甦った怪異の剣豪を供に江戸へ向った――魔人たちの大陰謀は大詰めに!この天下覆滅の奸計に立ちはだかる柳生十兵衛。柳生谷に伊勢船島に……隻眼まなじりを決し、孤剣を抱いて馳せ向う。壮絶無比の大死闘はいよいよ最高潮に!
感想・レビュー・書評
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なんとか読み切ったー!
とにかく、十兵衛がカッコいい。
転生した魔人たちとの対決は臨場感があり
とても面白かった。
でも、なんだろ…
エロティックな場面については
「なんじゃそりゃ、アホかー!」
的な気持ちになる。
まだまだ修行が足りないようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは、おもしろい!
数十年ぶりの再読だったが、こんなに面白かったかな。
転生衆6人まで、あっと言う間にやられてしまい、あれ?
こんなあっさり?と思いましたが、最後の転生衆との対決は見事!またラストシーンがいい!さすが、風太郎! -
計略と柳生衆の見せ場がありつつも、最後はサシできっちり決めてくれる十兵衛。サクサク進むの良いですね。そうはならんやろ…って都合の良い事態も度々起こりますが。これが時代劇の美しき「型」でしょうか。
下巻では父を討ち兄弟子を討たねばならない悲しいヒーローとしての面も見られます。
ただ、それぞれ思惑はあれど、結局は剣士として熱い勝負を望んでいるところが魅力的でした。
仲間を喪い、宿敵を失った十兵衛の、去り行く背中は寂しげです。
女体の艶っぽい描写凄くない?肌とか今にも香ってきそうで。 -
読み切るのにすごく体力を持っていかれました…。
十兵衛様かっこいい小説でした。
ラストシーンは拍子抜けするほどあっさりしていて、「え、終わったの!?」といった印象。
シリーズの他作品に手を出すか否かは、微妙なところ。 -
最後に残った武蔵戦がすごく印象的でした。
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感想はこちらでひとまとめ。
http://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/4062645424 -
図書館で借りて読みました。読み終わるまで随分時間がかりましたが面白かったです。それにしてもこの本のカテゴリはファンタジーで良いのだろうか…何と言えばよいのやら。
日本人なら誰でも知っている腕に覚えありの剣豪・武芸の達人たちのオールキャラバトル、と言うところでしょうか。ヒーロー側が一人なのは少し心細い所です。相手にとって不足なし、なのでしょうがもう一人ぐらい味方が居たらよかったのに。と、言う訳で男たちの熱き戦いはとても面白かったです。が。ヒロイン娘3人がなあ…。軒並み足手まといな感じで…個別認識出来ませんでした。しかもお色気サービスもなかったし。(笑)だったらお品さんの方がずっとヒロインポジションだし活躍しましたのでポイント高いかな(笑)