- Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062736077
感想・レビュー・書評
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百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸が自宅で惨殺された。一枚の札を握りしめて…。関係者は皆アリバイがあり、事件は一見、不可能犯罪かと思われた。だが、博覧強記の薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解いたとき、戦慄の真相が明らかに!?第9回メフィスト賞受賞作。
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歴史のトンデモ説が読みたいなと思って探していたときに、こちらの百人一首の謎のミステリー小説を見つけました。
これは、面白い!ミステリー部分より百人一首の解説のほうが多いかも(笑)でもうまく融合してると思います。 -
百人一首カルタのコレクターとして有名な会社社長が撲殺される。その後、当初警察に犯人とみなされていた女性が首を吊って死亡。事件は終わったかに見えた。しかし…。百人一首カルタに秘められた暗号…それを解くことによって明かされる真相とは。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou28801.html
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メフィスト賞受賞作ということで読んでみました。
自分はあまり教養がないので、百人一首の部分は楽しめなかった。 -
”QED 百人一首の呪”高田崇史著 講談社文庫(2002/10発売)
(1998/12発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:西澤保彦。)
・・・第9回メフィスト賞受賞作。百人一首のコレクターとして有名な会社社長が惨殺された。一枚の札を握りしめて。謎に挑むは博覧強記の薬剤師・桑原祟!
・・・改めて読んでみると百人一首の解釈以外の面でも”えっ!強引じゃね!”という部分も多くありましたが、話の勢いに力強さ・頼もしさを感じました。
変に当り障りのない話より多少、強引な話の方が私の好みに合ってるのだなぁー、と再確認させられました(笑)
・・・講談社のwebサイトで連載されていたコミック版が先月(2015/02)連載終了。
桑原がイケメンな顔になっているのは漫画家が女性だからかなー。 -
一応殺人事件が起こるのですが・・
途中からそっちのけで百人一首の謎に釘付けです。
割と深い知識が出てくるのですが、百人一首が身近な物なのでどんどん読み進められます。
なぜこの百首なのか。
なぜ同じ言葉が多く出てくるのか。
なぜお正月にやるのか。
是非読んでみてください。 -
読んで良かった。楽しかったのだけど、中盤以降、ちょっとダレた。
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父の本棚から。いつもなら、タイトル見ただけで、読むのをやめるんだけど。
百人一首の解説については、申し訳ないけれど、小走り読み。
もう長年のシリーズものなので、続きは帰ってから読み進めます。
2014/8/4読了 -
探偵役が縦横無尽に蘊蓄披露大爆発は嫌いじゃないほうだと思っていたけど、これはちょっと受け付けなかった。ワトスン役の驚き方もやけに棒っぽくて読み進めるのがしんどかったです。タイミングが合わなかったのだろうか。