妖怪アパートの幽雅な日常 10 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1203
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778244

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず終わってしまった。また喫茶店で泣きながら読んだ。長谷君のために力を使い切り、そんな夕士のためにプチが力を使い果たしてしまう。涙。夕士が意識不明の間の、長谷君や千晶ちゃんの気持ちを想像するだけでまた涙。クリとシロが成仏できて、双子の兄弟として新しい命に生まれ変わり、夕士と長谷君に再会した。クリがちゃんと長谷君を覚えていて、抱っこをせがんだ。また涙。千晶ちゃんは大怪我をして先生をやめてしまったけど、千晶ちゃんらしく生きて行けるのでしょう。まだ外伝などが読めるけど、心にぽっかりと穴があきそう。つぎはマンガに行くぞ!

  • 素直に卒業させてくれないんですね。
    らしいかな。

  • シリーズ最終巻。進学することを決め、受験前の年末年始をいつもどおり楽しんでいたのだが……。ああ、こういう展開なんですね。やっぱり普通のようにまとまったりするんじゃ面白くないです。卒業後の話をもっと読んでみたかったりします。プチがどれくらい使えるのかとか。

  • 2018/4 4冊目(通算56冊目)。完結編。長谷君を助けるために夕士が〇〇することになるとは。これだけ物の怪と関わりがあるのに、普通の将来は考えにくかったので、この展開にはある意味納得。10冊シリーズを読んで、「ああ、終わってしまったな」というのが正直な感想。るり子さんの賄いも毎回毎回お腹を刺激する意味で楽しみだった。アニメも機会があれば鑑賞してみたいと思う。感想はこんなところです。

  • 【あらすじ】
    妖怪アパートとともにあった夕士(ゆうし)の高校生活も、残すところ数ヵ月。あとは志望校に合格しさえすれば――。ところが、長谷(はせ)の祖父が死に、姉貴まで奇妙な病にかかったことを不審に思った夕士は、密かにフールを呼び出す。これは一体、何の予兆なのか。ヒトと妖怪が繰り広げる愉快で幽雅な物語、ここに堂々完結!

    【感想】

  • 面白い設定は掘り下げず、メインの事件これなの?
    が最終巻まで顕著でした

    青木との全面対決はなく
    バチカンもさらーっとおわり

    腐女子たちがなりを潜めていてくれたので読みやすかったです

  • 最終巻。最初から最後まで、同じことを言っていた気がする。そこにくるか、という最終巻のストーリー。
    2017/2/20

  • 2016/10/16
    そうか、そうなったか。
    幸せそうで何よりです。
    私的にラスボス感があった青木先生には触れずに終わったな。
    善意の押し付けに罰を与えることも善意の押し付けと言えなくもないからそこを避けてそのままにしといたのかな。
    本人に一切の迷いもないのか知りたかった。
    正義と信じて過ちを突っ走る人が一番怖いのは言わずもがなやけど、自分の正義を信じて生きていくのは大事なことで、そこら辺どうすれば正しいの?自問自答?
    結局はバランスなのか?とやっぱり思った。

  • 妖怪アパートシリーズ(本編)の最終巻。

    それぞれのキャラが素敵で、スピンオフができる要素がいっぱいあるだけに香月先生が亡くなられた事がとても残念。

  • 文庫1冊が薄くて持ち運びやすかったので、このシリーズは旅行のおともでした。登場人物たちの言葉や行動に、はっとさせられて、自分を見つめ直すことのできる本です。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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