- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062810531
感想・レビュー・書評
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はるさん推薦
ゆかさん推薦詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会社という組織、チームを立ち上げ、育てていくための要諦がストーリー仕立てでまとめられた一冊。読み物としてもよく出来ているが、組織力学・人間の行動原理に根ざした経営のポイントを実務的にも大変よく組み込んであります。経験者ほど腹落ちできる内容です。おすすめ。
※本書の最終章、まとめに相当する部分については、同じ著者の「全脳思考」も合わせて読まれると理解が深まるかと思います。 -
高松智史さんが下線を引いてまで読んだ本と書いていたので手に取りました。夢中で読んだ!面白かった。ありそうでない本。
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起業などとは全く縁のない私でも興味深く読めた。
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面白かった!!3年後にもう一回読みたい
仕事と家庭が密接に絡んでいることは知らなかった。
起業家の裏側を知ることができ、初めてストーリーとして学べた。
ビジネス的な内容を学ぶことができるだけでなく、
コーチングとしての部下の育成や対話も学べる。
・成功したいなら、偶然に注意して。偶然を偶然と思わないで。
ビジネスとしての成立可否を見極めるポイント
①成長カーブのどこに位置付けられているか
②競合優位性が十分にあるか
③継続するための粗利が確保できるモデルか
・口コミ、実績を作るためにまずは無料で行う。
・仕事のために家庭があるんじゃないんだぞ。家庭が幸せになるために、仕事があるんだ。
偶然を偶然と見なすな。偶然の意味を知れ
・クレーム対応
①熱心に会社のことを考えてくれていることへの感謝
②聞き役に撤し、怒りのエネルギーを空っぽにする
③『どのようになればご満足でしょうか』と聞く
→相手がそれだけ熱心に自分の会社のことを考えてくださっていることへの感謝
メモ
『今回、お叱りのお電話をいただきましたことは、それだけ私たちのことを熱心に考えてくださっていた、期待してくださっていたことだと思っております。ありがとうございます。
ご意見をもとに改善させていただきたいので、情報を教えていただけますでしょうか。
そのほかにございますか?
ありがとうございます。
〇〇様が貴重なお時間を割いて、くださったご意見を元に変わりたいと考えております。〇〇様は会社がどのようになればご満足でしょうか。
⭐️誤解があったり、相手に非があったりしても、決して口を挟んではいけない。
・リーダー
優しさと規律を持つ
チームビルディングに必要なこと
①母親の愛
②父親の意志
③経営のシステム化
・グッド&ニュー
(良いこと、新しいことをボールを渡し合って言い合う)
・ヴァリデーションサークル
(〇〇さんと一緒に働くことができて本当に良かった。なぜなら〜)
・クレド
行動指針
"古の縁(いにしえのえにし)が、この場で一瞬の違いもなく結ばれているという奇跡。" -
「仕事」と「家庭」は密接に関わっているということ、そしてそこから起こってくる、成長する会社に共通した問題と解決策を、事実をベースにフィクションとして描いた作品。物語風に書かれているので、とても読みやすかったです。
大体のビジネス本は例えばフレームワークやノウハウ、その人の経験則など「仕事」の本が多いが、人生と考えれば、確かに「家庭」は切っては切れないもの。元々サラリーマンだった人が起業して、その会社が成長して…と経営者が主人公の話ですが、マネージメント、コミュニケーション目線でもとても参考になりました。 -
<気付き>
・偶然のなかにもチャンスはあることを忘れない
・商品が成長カーブのどこに位置付けられているか、ライバル会社と比較し優位性があるか、継続するために十分な粗利があるかがビジネス成功の見極めポイント。
・無料でお客様を集客し、口コミから継続的な発注へつなげるマーケ施策。
・成功する人生には歪みが生じ、その歪みをどのように解消するか
・経営と家庭の密接な関係性、子供が親の夫婦関係を救うために病気になること
・会社が成長していくtために必要な役者は4人『起業家』『実務家』『管理者』『まとめ役』
・会社をシステム化する間、起業家は会社から離れて遊ぶことが重要。起業家はアイディアを出す人だから。進むばかりでストップすることを知らない。
・母親の愛情(good&new)、父親のしつけ、チーム体制の組み立ての3ステップが組織を強くする。→ルールや決まり事で社員を統制(クレド)
・どんな問題も解決可能だからこそ与えられる、突破口があると考えて取り組む
<感想>
・ベンチャー企業が迎えるいくつものかべにどう立ち向かうかが知れるストーリーで非常に読みやすく面白かった。
経営と家庭の密接な関係性があることも生々しく描かれていた。
クレドが会社発展の原動力であるということも納得できた。マーケやマネジメント、コンサルなど非常に多くのことを学べる本だと感じた。
承認の輪を意識してコミュニケーションしようと思う。