暦物語 (講談社BOX)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838375

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り阿良々木暦の物語。
    高校3年生の1年間12ヶ月にそれぞれ1話ずつで全12の短編。色々なキャラクタとの掛け合いがちょっと懐かしくもある。
    ひとつ目の『こよみストーン』は結構好きだけど、あまり粒ぞろいという感じではないなぁ。

  • 阿良々木暦と12人のヒロイン達による短編集。
    はじめはヒロイン達と少し不思議なことについて話をするだけだったが、忍野扇から段々と不穏になって、心配になった。
    相変わらず忍野扇は正体不明だし、影縫余弦が式神の斧乃木余接だけを残して消えた。
    臥煙伊豆湖が暦の前に現れて、怪異殺しの刀で暦を殺して、びっくりした。
    そろそろ物語もクライマックス。
    全てが収まることを願う。

  • ”暦物語”西尾維新著 講談社BOX(2013/05発売)

    ・・・”物語”シリーズ+日常の謎。阿良々木暦の十二か月、十二話。

    いつの間にか崇められるようになった石。
    学校の全ての屋上に供えられている花。
    鬼の形相を見せる砂場。
    運命の相手が見えたという風呂。
    詐欺師が噂を広めた方法。
    道場裏の古木を守る方法。
    茶道部室に幽霊がいなかったことの証明。
    山頂に神社を移設する方法。
    ドーナツの隠し場所。
    見ただけでわかる探し物。
    実力で敵わない相手に一発入れる方法。
    消失と復活。

    ・・・ざくっと書くと上記のような形。
    物語シリーズ+日常の謎、タイプの話がメインキャラ総登場の総集編風に続いた後に、
    ファイナルシーズンの本筋に関わる話。
    豪華な一冊でした。
    今巻までの物語シリーズで一番かな。

    ・・・シリーズ初見にこの巻を読んで間のストーリーを想像する、という贅沢な楽しみ方を味わいたかった。
    今更、それは無理な話ではありますが(笑)

  • 4月から3月までの各ヒロインの短編集
    最後がえんさんに殺された⇒まよいちゃんによみがえされた?でおわって、終物語に続くってかんじ
    ヒロインたちとのかけあいを読んでて楽しむってかんじの回(いつもそんなかんじかも)
    発展は最後の3月のみ それも続くってかんじ

  • 評価:☆4

    振り返りということなので総集編かと思いきや、阿良々木ハーレムの会話劇を楽しむ巻だったw

    毒舌前回時代のヶ原さん、普通の会話が失くなった八九寺・撫子はもちろん、神原との愉快な会話も凄く久々な感じで楽しかったw

    と思わせておいて最後にはいつの間にかあっと驚く展開になっているのだから油断ならない。
    次からのファイナルシーズンも目が離せません。

  • いろんな女の子との話が入っていてお得感。

    がはらさんと、まだ付き合う前の、友達時代の話が良かったです。
    すぐ付き合い始めちゃったから、もうちょっとその前の期間あっても良かったのになーってこれを読んで思いました。
    いやそれだともしかしたら羽川さんにとられちゃってたかも?
    アニメ中心で見ていたからあまり分からなかったのかもしれないけど、あららぎくんは、がはらさんのこと放っておけない子だと思ってたんですね。

    そしていろんな女の子との会話をまとめて読めるせいか、気がついたことだけど、がはらさんは結構サービス精神旺盛なんだなーと思った。
    一番読んでて面白かったし、声あげて笑ってしまう会話でした。

  • 化物語アナザーストーリーというべきか、主軸を補完するストーリーというか。
    各キャラ別に「道とは何ぞや」という観点で描かれていて面白い。
    俺にとっての道は八九寺+神原を割ったような感覚だ。
    八九寺(歩き続ける限り道であり立ち止まったら道でなくなってしまうこと)
    神原(道はやはり決まったレールがあり、ドロップアウトすることが難しい。だが逃げ道という道もある)
    ドロップアウトしてしまい、立ち止まってしまったという過去は変えようもないし。

    さて、ちょうど良いところで終わる今作。
    終わりはどうなるのだろうな。

  • 読んでも無駄な時間を使ったとしか思えない。発見も感動もなく、ただ文字を追うだけに終わった。友達が貸してくれることもあり、ここまできたら、という意地もあり読んでいるけれど。
    日常の描写を描いただけの短編集はけっこう好きなんだけど、そもそもこのシリーズは今までから無駄な日常描写やキャラの掛け合いはさんざんやってきたのだから、今更やられても、という。
    でも、キーとなる女性キャラが12人で、暦の名前のもとに12カ月分、その月の物語を一人のキャラに焦点を当てながら、おさらい的な一冊にして、最後にもっていくのは上手いと思う。

  • なんだかんだで読むのに1年かかってしまった(^_^;)物語シリーズは大好きなのに、この短編集はなぜかテンションあがらず。次巻の終物語を読むためだけに読んだ感じ。

  • これまでを振り返りつつ、これからの繋がりの為の短編集。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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