野心のすすめ (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062882019

感想・レビュー・書評

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  • とにかく元気が出る☆
    読んでいてメモが止まらなかった

    誰かに背中を押してほしかったこと、
    林真理子さんが応援してくれたから
    忘れないようにこれからも度々読みたい

  • 価値観の相違という感じ
    まさしく野心のない最近の若者なので、読んではみたけれど、やっぱりこうはなれないしなりたいと思えなかった

  • まず、イジメにあって辛い思いをしている人たちに読んでほしいです。
    がんばれ。

    で、私は林真理子さんの生き方や考え方がとても好きです。
    でも、自分はこうはなれないかなあ。
    私もかなり自己顕示欲の強い子どもでした。
    今はやる後悔よりやらない後悔のほうがいいと思ってしまいます。

    ただ、ここのところ、まさに今の自分↓
    「スタートラインが後ろだから、最初から力を入れて走るしかなかった。でもそのぶん、後で加速がついたのかもしれません。」

    大きい野心はもてないけど、私なりにがんばります。

  • 人生の指標となる本を見つけました。

    自己啓発本が流行る世の中、夢や目標を持って生きることの素晴らしさやその方法が書かれた書籍は多く存在しますが、ここまで女性の生き方として野心を持つことの具体的な必要性を訴求しているものには出会ったことがありませんでした。

    目標を持って生きたいけど、考えれば考えるほどそんなに頑張って生きる必要ってあるんだろうかとふと思い、でも何にもなしで生きるのは私らしくないかなとまた目標を探すという思考の無限ループに、ひとつの回答をくれた一冊。

    有限な人生を漠然と生きている人、特に女性は、読んだら人生変わるかもしれない。

    この本はわたしのバイブルにします。

  • 野心を持って生きる事の大切さを筆者の生い立ちや当時の世情も含め可笑しさを交えながら述べているのは正に林真理子節だなと思いました。
    私も欲張りな方なので、何だか共感できる部分がたくさんあり、あっという間に読んじゃいました。

  • とても面白かった。前半は「なんか自慢話ばっかりだな。。。」と読み進めていくのが不安になりましたが笑。
    読了してみて、それも林真理子さん節のひとつでなのかなと思いました。

    この本を通して感じことは「あなたはそのままでいいのよ」ということ。
    林さんほどではないですが、私も同様に野心が強く周囲の人に呆れられてきた一人。
    この本を読んで、女が野心を持って生きること(働くこと)が悪ではないと再確認でき、気持ちが楽になりました。加えて、やる気も上がりました。

    あと、印象に残ったのが、子供を持つこと=成長ではない!と林さんがおっしゃったこと。
    娘さんを持つ方なので、こんなことを書いているのは驚きでした。
    林さんの考えはあくまでも「人間を成長させてくれるのは仕事」というスタンスで、基本、無条件に愛してくれる子供と向き合うのは仕事ほど大変ではないとお考えのよう。
    独身女性がことあるごとに言われる、「あなたは子供がいないから・・・」
    という言葉。まるで鬼の首をとったかのようにママたちがノンママにぶち込むこの破壊力超高い爆弾の盾を林さんがくれた気がします!林さん、ありがとうございます!

    なにはともあれ、自分の現状に満足せず、野心をもって山をのぼり続けよう。
    麓でキャッキャ楽しそうにしている人々を見つつ、自分は決して戻らないと思い続けながら。

  • 大好き

  • 忘れていた尖った感覚を思い出させてくれた。身の程知らず、と言われても、高みをめざすのは悪くない。鈍ったな、と思った時にまた読みたい。

  • 2016.11.17読了。図書館で借りた。

    バブル時代の人というイメージ。半分ぐらいは共感するけど、途中で読むのやめようかと思ったけど、なんとか読み終えた。

    世界が広いようで、狭い人なのか。お金とか家族とかいっぱい持ってる人みたいだけど、全然憧れない。

  • 2016/11/5 「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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