野心のすすめ (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 680
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062882019

感想・レビュー・書評

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  • 「ここぞという機会」を自分で作り出すのが、野心です。

  • 目的のためなら手段は気にしない、という潔さが良いなと思った。林さんは裏表のない素直な方なんだと思う。

  • 努力と運の両輪で道を切り拓くことを説く、自伝的自己啓発書。

    自己の経験を引き合いに出して、野心を持つことの大切さを啓発してくれるので、読みやすかったです。
    なかなか林さんのようにできる人は少ないかもしれませんが、本書では理想の最低ラインを明確に持ち、それを現実にできるかどうかは別にしても、理想を目標に努力していくことを後押ししています。
    その点では、さとり世代やゆとり世代に向けた、やさしいスポ根(ただし、したたかさは必要)物語に感じました。

  • ベトナムのサバのミニホテルに置いてあったのを読む。旅行に携えてくる本かと思ってが読んでみて、この本を読んでこの僻地まで旅行したのだろうと勝手に思った。林は自分に投資しろと書いている。高くてもいいもの買え。海外旅行をしろ。つまり、たの人には無いものを作り出すには金の投資も必要だというのだ。この本を置いていった人はここで何を見つけたのだろう。

  • 「低め安定」を求める現代の若い人達の価値観に一石を投じる本書。
    林真理子の野心はもの凄い!!

    「野心」と言うと嫌悪感を感じる人もいるんだろうけど、「向上心」と言い換えば、急に応援したいものに変わる気がする。
    「野心」は必要だと思うけど、
    私は「野心」より「向上心」を持っていたいな。

  • (2013.12.29読了)

  • NHKラジオ深夜便、林真理子さんの回の「ミッドナイトトーク」を聞いて、本書を購入。
    立身出世という言葉自体も死語になりつつある現代、「低い安定」感や、「そこそこ」感を求める人々が多い現代社会日本。本書では、「野心」と「妄想」を持ち続け、絶えず努力しつづけてきた著者の半生と経験を振り返りながら、夢を実現させるためのエールが綴られている。「野心」とは、言い換えるならば「夢」や「希望」、「こうなりたい自分」ということのようにおもわれる。

  • いい意味での「野心」は向上心の元となり、努力を続けるためのエネルギーとなる。自分が何を求めているのか自分と対話し、野心をもって日々成長することのよさを説く。また、子育てや仕事に追われつつもエネルギッシュに生きる、様々な野心家の女性の生き方が紹介されている。ありのままを認めて物事に執着しない、穏やかな生き方を説く本とは正反対。久々のギラギラした本で、エネルギーを注入できた。女性の生き方の部分は特に、結婚や就職前の若い世代にお薦め。どういう一生を送りたいか考える、よいヒントになりそう。

  • 先に読んだ過剰な二人にこの本のことが書かれていたので一緒に読んだ。
    林さんがエネルギッシュな理由がわかった気がした。
    内容には納得することが多く、出来てない自分にがっかりした反面、これからがんばろうと勇気付けられた。

  • 真理子さんの人生の谷が深かったからこそ、山があったら登りたくなるんだろうな・・と思いました。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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