虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.53
  • (18)
  • (72)
  • (82)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 717
感想 : 50
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931175

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • #読了 警視庁殺人分析班シリーズの第4弾。マンションの非常階段で遺体が発見される、自殺を装った他殺死体であった。犯人から、翌日以降も都民を毎日1人ずつ殺害していくという殺害予告が、捜査本部に届く。

  • ★3.5

  • 記録

  • 2021/05/21 64読了

  • 作者の書き方、展開を掴んだつもりで望んだ4冊目ですが、見事に裏切られました。1冊目の「石の繭」の感動を上回ってます。面白かったです。

  • シリーズ4作目、全12作。石の繭や水晶の鼓動、蝶の力学のような猟奇殺人ではなく、犯人像もイメージし易い。一方でありきたりのストーリーであることは否めない。如月塔子を中心とする11係の人間模様がこのシリーズの面白さでもあるのだが、テーマがなく塔子にとっての鷹野の存在を再認識する程度。筋読みもストーリーがありきたりなので、面白さに欠ける。さらっと読みつもりだったのでやもうえないが。北欧のものを読み続けていたので、錯綜する人間関係やストーリーに慣れてしまったのかも。。。

  • 2020/07/25-07/30

  • ストーリーの進み方から最初の容疑者は犯人ではないのだろうな・・とは思っていたが、後半に入り二転三転していく。容疑者の潜伏先を指し示すヒントが唐突だったので違和感を感じたが、やはりであった。
    鷹野や塔子の閃きはこのシリーズの肝であり、そこから隠された真相に辿り着く。若干強引な気もしたが気付いた背景は論理性があった。
    遊糸会事件が捜査中止になった理由など、謎も残ったが後半の展開には引き込まれた

  • 鷹野主任相変わらず凄い。
    塔子の受難もモテも凄い。

  • どんなインスピレーションがあれば
    この犯人が割り出せるのだろうか・・・
    殺人分析班 如月塔子ってスゲエ

全50件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

麻見和史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×