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- / ISBN・EAN: 9784063141115
感想・レビュー・書評
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「山に棲む天狗は地上の人間に畏れ敬われ欲しいもので手に入らぬものなどなかった」「このままではすますまい散り果てた同胞たちも まだまだいるはずだいつか終結し日の目を見ることもあるはずだ」「私は生き残った 何故だ?」
「おまえの家はおまえの家でなく この都市も我々の都市ではない だがこの空は我々のものだ そしてもうおまえのものだ」
「そうやって人間の真似をして 天狗としての矜持はないのか」「そもそも天狗とは三界に家なく自在に飛行し」「灯火に群れる蛾のような」
「君ん家は君がいなくても完結していて依然君ん家であり続ける なぜか」「君の縄張りだから しかしいつ 誰が どうやって決めたのか縄も囲いも張ってないのにシノブのものになったのか」「生まれたときから決まってたのよ」「そうか そうかもしれないね」
「この子供の名は知らぬ 言葉だけが我が心 知らずば言うて聞かしよう 齢を重ね千と七百余 かつてこの島を征服せんと 七万人の行者捻り殺し しかれど果たさず流謫してここより南方六百里 さよう我はかの善界坊 人はZ氏と呼ぶ 鳴らせ!寝るなっ お楽しみはこれからだ」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天狗達の暮らし。まったりしたり独立宣言したり。哀愁漂う切ない話。
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1-4.
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諸行無常。天狗とは何ぞや?君は天狗か?僕は天狗か?こいつは黒田硫黄版「AKIRA」なんじゃなかろうかと僕は最初感じた。でも、すぐにそんなこと言うだけ陳腐だな、と思い直した。唯一無二。黒田硫黄は画としても、内容としても、灰汁(またの名をアイデンティティー)が強いので、好き嫌いが分かれるけれど、この圧倒的な世界観にはひれ伏せざるを得ない。。3巻最後からが特に小気味よくていい。特に比良井が好き。あ、今、こういうのにぴったりな言葉浮かんだ。スペクタクルロマン!!!そうだ、これだ!!!(06/5/6)
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この人は闇と光で空間を描くのが天才的にうまいです。
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最高です。
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癖の有る。癖になる個性の塊の様な漫画。
ざっくばらんに描かれた様な絵には妙な説得力が有る -
最高です。墨で雑把に描かれた感じの絵(別に雑じゃないが)はとっつきにくいかもしれんが、お話も駒の切り取り方もすごいぞ。じっくり読んで欲しい。
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女の子とおっさんが飛んだりうめいたり!
私は構図のダイナミックさにぶっ飛んだり、台詞のかっこよさにうめいたり。 -
天狗。スノーゴーグルのブランドにもなるほどの圧倒的な存在感。「魂抜け(タマヌケ)」「雲踏み(クモフミ)」。響きがかっこいい。天狗の存在を感じよう。