ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063143584

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  • この物語の舞台は紀元前343年。
    ペルシア帝国の西端、アッソスの町。

    そこで哲学者アリストテレスは一人の少年と出会う。
    彼はブロンズの蛇を拾い、そこから櫂のない舟を漕ぐ方法を考えつく。
    しかも、地球儀を見て、それが地球だとひと目で分かる。
    奴隷の彼が何故そんな事が分かるのか-。
    彼の名前はエウメネス。

    話は遡り、エウメネスの過去が描かれていく。
    今よりも幼いエウメネスは裕福な家庭に生まれ、成績優秀な少年。
    その頃のエウメネスは同じ夢をいつも見る事が気になっていた。
    その夢は一人の女性剣士の出てくる夢。

    ある日、彼は虐げられているスキタイ人に手をさしのべる。
    その一人のスキタイ人はエウメネスの運命を大きく変える事となるのだった。

    この頃の歴史は全く知りませんが、そんな私でも名前だけは知っている哲学者が出てきます。
    かなり残酷な事が横行していたと思われる記載があり、そういう時代だったんだ、そんな種族がいたんだと興味深い。
    また、この時代にも本屋があったんだ、今で言う屋台もあったんだと意外でした。
    何と言ってもこの時代からちゃんと地球が丸いという事を認識していた事に驚きでした。
    何も知らない私には興味深い話になりそうです。

  • 紀元前のヨーロッパを舞台に、アレクサンドロス大王に仕えたエウメネスの前半生を描く。
    物語はエウメネスが、わけあってしばらく離れていた故郷「カルディア」に戻ろうとしているところで、アリストテレスに出会うところから始まる。やがて、アリストテレスとは別れ、故郷に戻ったエウメネス。そこで、彼の過去が語られ始める。

    まだまだ導入部です。舞台やスケールはでかいですが、まだその大きさは見えてきてません。次巻に期待。

  • 既刊7巻

  • 1ー6

  • よくもだましたなー!(AA)の元ネタ

  • 面白い。なぜかぐいぐい読めてしまう。連載ペースがゆっくりなことだけが残念。

  • 〜6巻まで読んだ。
    世界史に全く興味がない自分も楽しく読める、さすがの岩明クオリティ。

  • 序章なので、物語の大筋をつかむところまでいかないが、続きを読みたいと思わせるに十分な面白さ?

  • 7巻まで読了。

  • 途中まで既読 続き読みたい

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著者プロフィール

1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。

「2004年 『雪の峠・剣の舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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