ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.06
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本棚登録 : 3406
感想 : 289
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063143584

感想・レビュー・書評

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  • とても面白いです。
    歴史には詳しくありませんが、面白く読めるし興味もわきました。
    淡々とストーリーが進むのは作者の特徴だと思いますが、この感じがなんとも言えず好きです。
    ひとつ難があるとすれば、新刊が出るのがとても遅いことです。

  • 〜7巻まで読みました。
     岩明 均さんの漫画といえば、おなじみは寄生獣でしょうか?
    あれもかなりサクサクと人が死んでしまいますが、
    こちらもサクサクと人が死んで行きます・・・。

     歴史は苦手ですが、アレクサンダー大王の書記官、ていうのは
    なかなか出てこない題材なんじゃないでしょうか?
    それも、特に前置きや説明が無く、淡々と話が始まるので、
    この主人公・・だれ?って感じでした。
     (私は、裏表紙の英語の要約文で知りました。)

     かなり面白く読めますが、いかんせん、
    6巻くらいまでアレクサンダー大王と
    出会ってすらいないいきおい。

     多分まだまだ続くんでしょうが、
    完結まで何年かかるんだろう??
    面白いから終わってほしくないですが、
    続きが気になって切ないです。

  • 時々、気が遠くなりそうになることがある。
    たとえば、1冊の本を作るのに、いったいどれくらいの人が関わったのか考えるとき。
    たとえば、時代劇で切られた“その他大勢”にどれくらいの家族がいるんだろうと思うとき。

    歴史に絡むもろもろを読んだり知ったり、時に遺跡に足を踏み入れたときに、そんな感覚に襲われることはないだろうか。

    アレキサンダー大王の書記官として歴史に名を残す男:エウメネス。
    世界史の教科書には現れず、出生も明らかでない男。
    でも、存在していたのだ。
    そして多くの人と関わり、生きていたのだ。
    作者が編み上げたエピソードであろうとはいえ、この男、あまりにも魅力的だ。時代を超える喜びと、時を超えてなお変わらぬ人間の面白さでドキドキする気持ちが止まらない。
    現在、続刊がもっとも楽しみなコミックなり。

  • (1-5巻:第1部読了)

    『寄生獣』の岩明均がデビュー前から構想を温めていた歴史漫画。
    マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた
    書記官エウメネスの波乱の生涯を描く。

    文句なしに面白いです。
    この作者は「目」の力と「間」の使い方が本当に凄い。
    一コマ一コマに深みがあって圧倒されます。

    ただ一つ・・・刊行ペースの遅さだけが・・・

  • 歴史教育漫画みたいでかったるい

  • 11巻まで一気読みしました。早く続きが読みたい!惨殺シーンが度々出てくるけれど、寄生獣は古代ギリシャに通じるものがあるのかしらとふと思いました。

  • 自分が実の子供ではない
    母が街の人間と戦って街の人を殺した
    自分が人質にとられ観念して剣をおき
    殺された
    自分を人質にとった男が自分の世話をしてくれた男
    母の一族は剣の達人
    自分も徐々にその能力を発揮

  • 宦官 トロイの木馬 アリストテレスはペルシア帝国に追われていた 櫂になりそうな長い木 戒厳下 広い穀倉地を持つマケドニア エウメネス私書録 バルバロイ土着民達を奴隷として 夢はその人の「記憶」だけを材料に組み立てられてゆくという項 遊牧民族スキタイ 矢筒の覆い 忠勤に励んだ 拳格闘パンクラテイオン

  • 孤独な読書は大事

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著者プロフィール

1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。

「2004年 『雪の峠・剣の舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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