おひとり様物語(1) (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
3.84
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本棚登録 : 1716
感想 : 167
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063376531

作品紹介・あらすじ

恋物語の名手がオムニバスで贈る切なく温かいリアル女子ストーリー!

おひとり様ライフ満喫中の書店員・久里子さん、初めての彼氏に振られてどうしていいかわからない女子大生・未和ちゃん。恋人と同棲中ながら、生活時間帯がまったく合わない0L・悠希さん…。恋物語の名手がオムニバスで贈る切なく温かいリアル女子ストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • 「この星のどこか離れた場所でだれかが私のことを考えている」
    「あたし変われるかな 変わりたいな」
    「カレシの携帯なんかいじるもんじゃない。もめごとのタネをわざわざ見つけることないじゃない」
    「そんな目で見始めるとなにもかもがあやしく見えるから不思議だ。行動は今までと同じはずなのに」
    「なんであたしすきなひとのことうたがってんの…?」
    「へこんでんだからへこませてくれたっていいじゃん。男だってな まともな言葉でハッパかけられるより甘やかされて受けとめられたい時もあんだよ」

  • 『みんな”おひとり様”』

    *****

    読みきりタイプ、色んな”おひとり様”の物語。
    おひとり様は楽しい?さみしい?
    あなたは毎日、”わくわく”していますか?

    谷川先生のコミック読者にはおなじみ、巻末の”告白物語”(あとがき、エッセイ的なページ)にて、今回の『おひとり様物語』における”おひとり様”の定義に関して触れられています。
    一般的に定義されがちな”独身”、”特定のパートナーなし”だけではなく、”パートナーはいるけど物理的に離れている”、”パートナーはいるけど心が離れている”といった人々も含まれているそうです。
    帯に書いてあった、”みんな、おひとり様”の意味が分かりました。

    ひとつ目の作品の主人公の職業が書店員だったので、そこでつかみはオッケー!されてしまいました、単純。
    しかし、社販”7掛け”(3割引)で本が買えちゃうなんて、一体どこの書店??関東は物価が高いというから、割引も大きくなるんやろうか…と、全く本編と関係ないところでストップする私。
    ひとりごはん、私もけっこうします。
    今は実家なんだけれど、自分の部屋というものがほとんどないような状態なので、一人の時間に憧れが強いのかも。
    ひとりでランチ、映画、ぶらっと買い物、というのは、就職してから定番コースになりつつ…土日お休みでないので、あんまり友達と予定が合わないということも大きいのだけれど。
    色んな意味で1作目の主人公に共感しておりました。

    2作目以降はなんだかんだで恋バナが絡んでくるのですが、相変わらず、胸キュンの内容で、「ん~~!」とジタバタしちゃいました。
    ひとを好きになるって、胸がじんわりすることだよなぁ…と、改めて。

    ふと下を向いちゃうことがあっても、作品に出てくるキャラクタと一緒に、「よっしゃ、がんばるぞ」と思える。
    思わず、「よっしゃ~!」って小さく叫んじゃうくらいに気合いをもらっています(笑)。
    ますます、谷川コミックに夢中。
    ドラマチックに走らないところが、魅力。
    ゆったり、お茶を飲みながら読みたくなるコミック。

  • レンタル

  • 彼氏がいない人、遠距離の人など、「おひとり様」が主人公の短編集。

    1人でいても楽しい、というだけなのに、彼氏がいない=劣ってる、何か難ありみたいに見られるのが嫌です。
    そういった葛藤だったり、結婚したい!でも誰でもいいのか?結婚て?みたいに考える話だったり、色んなバリエーションが楽しめてとても満足です!

  • こういうの大好きであるうちは結婚できないのでしょうか

  • 【あらすじ】
    おひとり様ライフ満喫中の書店員・久里子(くりこ)さん、初めての彼氏に振られてどうしていいかわからない女子大生・未和(みわ)ちゃん。恋人と同棲中ながら、生活時間帯がまったく合わない0L・悠希(ゆうき)さん……。恋物語の名手がオムニバスで贈る切なく温かいリアル女子ストーリー!

    【感想】

  • 朝食のおともに。ちょっと色々刺さるけど、結末が温まるものであるのはありがたい。
    甲子園の話とお見合いの話が好き。

    あと告白物語の「逃げ道をたくさん作った」というぶっちゃけもいいw

  • 1話目が好き。

  • 私はおひとり様ではないですが、この物語はおひとり様で
    なくても共感の持てる物語だと思いました。
    切なくても人とつながっていたり、不安に思ったり、
    やきもきしたりすると思うのですが終わりはすっきり爽快感を覚えます。
    谷川さんの作品にはどれも爽やかさが加わるのです。

  • 一話めの書店員の話がすき。自分なりの喜びとリズムを持っているんだけどたまに寂しくなる。でも自分がどこにでも一人でいけるのは実は周りの人に支えられているから。ってことに気づく。少しせつなくて前向きになれる。この二つのバランスが絶妙。谷川先生の漫画は小学校のときから崇拝してる。大人になっても好きなものって案外変わらないんだなあと思う。

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著者プロフィール

5月8日生まれ。長崎県出身。1986年に「ちはやぶるおくのほそみち」(りぼんオリジナル)でデビュー。可愛くて親しみやすい絵柄とストーリーで、男性にもファンが多い。2007年12月発売のアニメーションDVD「東京マーブルチョコレート」のキャラクターデザインを担当。現在Kissで「おひとり様物語」シリーズ連載中の他、Cookie、コーラス(共に集英社)などで執筆中。

「2011年 『おひとり様物語(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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