- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072407738
感想・レビュー・書評
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許されない想いと届かなかった想いの物語。
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とても美しい文章。すぐ読み終わってしまったけど、胸が一杯になってもっと長い話だったように感じた。
ほんとに切ないけどすばらしい作品だと思います。
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リア・ブロックは死に向かって突き進んでいるように見える。他の本の訳者後書きにそんな言葉が綴られていた。その言葉を実に実感させられる邦訳最新作(07年現在)。
どこまでも純化された文章で綴られた、直接心に迫るようなピュアな感情、歓喜、そして苦悩。一人の人間のように深く結びついた二つの魂がそれ故に引き裂かれた傷み。けれど、リア・ブロックの主人公は儚いだけではなく、いわば再生の苦しみをくぐり抜けていく。心が疲れた人に、ぜひ手に取って頂きたい一作。
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200501
胸が締めつけられる、って感情を初めて理解した。 -
惹かれあった兄妹の話。
文章の一文一文がすごく綺麗!
悲劇的な結末に終わってしまったけどもしレックスが生きる道を選んだとしてもこの二人ならきっと苦しんでも自分なりに答えをだして最後には幸せになったと思う。
私もこんな素敵なお兄さんが欲しい! -
2004/
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兄と妹、そして死別。このふたつの言葉から溢れだす何かを感じ取ってほしい一冊。表紙と裏表紙がまたなんつーか……読み終わったあとに改めて見返すと切ない。ブロックの本を原書で読みたいけど金がない……。
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きらきらとした文章に、ときめく。いつものとおり、期待は破らない。大好きな作家さん。
とにかく切なくて、読んでる間じゅう胸を掻きむしりたくなるような、ひりひりした感じ。 -
雰囲気がすごくよかった。