- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087200881
感想・レビュー・書評
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学生とのQ&A。
百個に一個面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事でも、プライベートでも、大切なのは「問うこと」だ、と再認識させられた本です。
学生の質問に対して、森助教授が論理的(?)に答えるという内容の本。電車の中で、にやりと笑えます。 -
自分の考え方と食い違いすぎて面白い
こういう人ってなんで魅力的なんやろう
違うからってだけじゃない気がする
粋とかともまた違うけど、乾いててパリッとする
湿っぽくなくて心地いい
好きです
取り入れて生きていきたいところたくさんあるので、
折に触れて読み返そうと思います
ただたまにちょっとそっけなさすぎやしないか、と思うときも・・・笑
まあそこも含めて、なんかな
”先生は自分自身が好きですか?”
”考えたことがない。好きでも嫌いでも仕方がない。君は空気が好きですか?水が好きですか?地球が好きですか?もし嫌いでも、他に替わるわけにはいかないでしょう?” -
こんな授業なら年間通して受けたかった。
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ファンじゃなかったら確実に損したと思うレベル。
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2001年5月1日購入。
2001年8月23日読了。 -
頭のいい人だなぁ。生徒の質問に対する切り返し方がいかにもで好きです。大学に入る前に読んでおきたかった。勉学と餌の関係の比喩がとてもわかりやすかった。
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読むと、この人って頭のいい人だなあ、ということがよくわかります。
どう答えるかよりも、どういう質問をするかで、頭の中身(よさ?)がわかる、というのはまったく同感。
「信頼」と「依存」の違いは、たとえば家に帰ったときご飯が出来てない時、
どうしたのかなあ?具合でもわるいのかなあ、何かあったのかなあ?と思うのが「信頼」で、
なんで出来てないんだ!何やってんだ!!と思うのは「依存」。…て大変わかり易い。 -
2011/4/29読了。
これを読んで森博嗣の思考回路が少し理解できたように思える。小説やエッセイ以上に森博嗣らしさがにじみ出ている。
もし自分が本にでてくる講義に出席することを想定したら、きっと「日本語がおかしい」や「その定義は?」というありがたい返答をいただくだろう。
著者の質問に対する答え方の基本的な心得
①情報を問う質問には、情報が存在する範囲で答え、その情報を得る方法を教えればよい。
②意見を問う質問に対しては、意見を誇張してずばり答えるか、あるいは、その意見を問う理由、意見を一つに絞らなければならない理由、を問い返す。
③人生相談、あるいは哲学的な質問に関しては、まず定義を問い返す。
④個人的な質問に関しては、ある面は誇張して答え、ある面はかわす。
⑤自分で解決しなければ意味がないことを気づかせる。