楊令伝 2 辺烽の章 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087467154

感想・レビュー・書評

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  • とにかく呉用がいじましいというかいじらしいというか愛おしい。
    郝瑾と李媛が気になるぞ。というか郝瑾はいつもかわいい。
    しかし史進がもう38になっているのか‥‥時を重ねた物語と感じます。

  • ハラハラ感が少しなかったのでこの評価。
    武松と楊令の対決シーンは見物。
    その後の武松の変化。
    こんな人だったのでというぐらい重い足枷が取れたようです(^0^)

  • 武松が笑ったよ。

  • 260611読了。
    いよいよ始まった。ちょっと楊令がむかつく。

  • 当たり前のことだが、水滸伝と比べて、登場人物それぞれが程度の差はあれ変化を遂げている。
    それに戸惑いつつ、ようやくそれに慣れたところで、大きく物語が動き出した。

  • 旧梁山泊軍と宋軍との対決に向けた準備段階の話で、楊令など旧梁山泊の精鋭は北へ集結して、金とともに遼を攻めるという形をとり、南の方では宗教一揆のような形で、方ろうという教祖のもと集まった信者の大群が宋を攻めるということで、結果的に宋の禁軍を南北に分断することで体力を奪い、旧梁山泊軍が来るべき禁軍との全面対決に向けて、兵が集まるまでの時間稼ぎをしているという状況ですね!
    この先どのような展開になっていくのか?楽しみです。

  • 方臘動く、楊令立つ。

  • 20130403

  • だいぶ引っ張りましたがやっと楊令が出てきました。

  • 武松のくだりは、驚きでした!まさか…と。

    楊令は、武松の背負っているものの重さを、
    そしてそれが足枷になっているという事を即座に見抜いたのか。

    やっぱり楊令は、只者じゃない。
    彼は自分の事を「汚れてしまった」というけれど、
    それは他人の弱さ、痛みも感じられる心を持っているという事。
    真の強さを持ちながらも弱さを理解するのは、簡単なようで難しい。

    楊令の頭領たる資質は充分すぎるほど。
    味方ですらも、まだ若い彼を前に圧倒されてしまう気持ちが分かります。

    そして、心のオアシス王進先生登場!(笑)
    花栄のイケメン息子・花飛麟の高慢さが、どんどんなくなっていく…
    子午山は、本当の強さとは何かを教えてくれる場所ですね。癒されます。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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