桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

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著者 : 朝井リョウ
  • 集英社 (2012年4月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468175

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • ずっと家にあって読んでなかった。
    桐島くんは一度も登場しないが、同じ学校の高校生の視点からのいくつかの話で構成。自分の高校の時の気持ちや雰囲気が再現されてる部分がよくあった。あの時のあの気持ちって私だけじゃないんだ。。

  • 高校生の時の記憶が蘇って懐かしく読めた。
    今では、理由も原因もわからないけど、当時はくだらない上下関係の中での高校生活。グループ同士の確執とか、虐めとか、一人じゃかっこ悪いとか。それでも、グループを持って、一人にならず、つかず離れずの高校生活。誰しもが通ってきた道で、誰しもが不思議に思ったけどそれでも、レールからは離れなかった高校生活。

    ”一番怖かった。 本気でやって、何もできない自分を知ることが。” 菊池宏樹 のこの一言がぐんと心にきた。

    つまらない人間になるな!っていうことを著者が痛いくらいに伝えたかったんじゃないだろうか。

  • Amazonの批判コメントの多さに驚いた。
    僕は純粋にこの本は面白いと思った。まず、構成。「桐島」という人物は主人公として表に出てくるわけではなく、あくまで彼を取り巻く周りのエピソードを描いており、この書き方は秀逸だと感じた。
    確かに文章は少し子供っぽいところはあるかもしれないが、夢に向かって熱中することの大切さをメッセージとして残したいという著者の気持ちも熱いものを感じた。

  • こちらも映画先行。原作と映画の違いが楽しめる

  • 高校生で、いつも何が心に引っかかっている人に読んでほしいな。

  • 主人公である桐島は一度も、本人として出てこなかった。何人かの会話の中に、桐島という人物が登場してきて彼らの転機となるキーパーソンである。
    多感な若者という時期に取り巻く感情について、うまく焦点を当てて書かれているなと感じた。
    中でも、高校という狭い世界が全てだと思っている高校生を客観的に批判している内容のようにもみられた。

  • こういう構成、好き。これを19歳の時に書いたのか。
    大人になってもどこにいても、ランク付けグループ分けして自分の立ち位置を探している。
    探すべきは自分が輝ける夢中になれるもの。

  • 読み始めたらとてもあっというま。
    実果の章は読んでる時も読んだ後も、なんともいえない感情になる。

    詩織みたいな子がわたしは好き。

  • 2017.03
    青春時代あれやこれや考えてたことってみんな思ってたんだなー。懐かしかった!

  • 直木賞作家・朝井リョウのデビュー作。高校が舞台。タイトル通り、バレー部をある日やめた桐島によって、周囲の友人たちの様子が変化してくる。高校生各人をテーマに、短編のように紡がれていく青春小説というべきか。しかし、世代間ギャップも禁じえなかった…。

  • 心理描写が最初はくどいなと思っていたのが、段々と溶け込んできて、気がつくと読みふけってた。もうずいぶん前に抱いていた感情を思い出させてくれた。

  • 久々の朝井リョウ作品。
    感情表現がやはりすごいな、と思った。伏線というか、うまいことつながっているな、という感じ。
    でも、やはりその後どうなるんだろう、というのが気になるあたりなので、そういう意味ではすっきりしない。さらに、題名の桐島が部活をやめたのか、やめたならその理由もはっきりとはしない点においてはっきりしないところが気になった。
    しかし、総合的にはぱっと読むにはいい作品だな、と思った。

  • 読んでいて苦しくなった。学生時代にありがちな出来事ばかり。こういうことがあることを知っておく価値があると思う。中高生は読むべき本。

  • 5年位前か、同僚が本作を読んで、めっちゃリアルと評した。
    スクールカーストとか、違うグループの子との距離感とか、それとは別の、十七歳特有のもどかしさとか。

    彼女もいて、バレー部キャプテンで、「上のランク」の桐島は、作品には直接的には現れない。
    周辺の生徒たちから噂されるだけ。
    不在の中心。
    なにか「藪の中」的な構成。

    ただ、部活をやめた桐島が、作中で絶対的な存在かというと、そうでもない。
    むしろ、映画部の前田くんの存在感が大きくなっているような気がするのは気のせい?
    そうして、この、下層カーストの人として登場した前田くんが、上のカーストにいるはずの広樹の目からは、光を放つ存在として語られていく。

    死んだ異母姉の身代わりを、葛藤しながらも引き受けようとする実果の物語も、切ない。

  • デビュー作というのがすごいな。リアルさを感じさせる心象風景、表には出さないが、それぞれが他者を羨む構図、その構図がじゃんけんのようにループする。短編連作のように視点が多重であるが、それぞれが繋がりを持っているところはいい。私としては、高校生は遥か彼方だが、今の学生がこれをリアルに感じるなら、昔も今もあまり変わらないのだな(言葉遣いはともかく)、と感じる。ただし、実果のくだりは、本作の雰囲気とは異質な感が残る。

  • 映画より本で読んだほうがおもしろかった!

  • 高校生がずっと昔になっている今、読みながらその感性や感覚を思い起こす必要があったが、読み進めるうちに高校時代の空気をつつまれた気がする。

  • ある高校のバレー部のキャプテン、桐島君が突然部活をやめる。
    でも、桐島君本人はぜんぜん現れない…

    桐島君のまわりの関係のあるひとや、関係のない人のそれぞれのキュンとくる切ない話

    ちょっと切なくて、でも爽やかな話たち

    実果ちゃんの話は、切なく悲しい話
    お母さん、いつか実果ちゃんの存在に気づいてほしいな〜

  • 朝井リョウさんの作品は読んだことがあったけど、そんなにはまれず他の作品に手が出ずにいた。
    でもテレビで話しているのをみて朝井さんに興味が出ていまさら「桐島」を。
    結果とても良かった。高校生の頃を思い出しギュッとなった。これデビュー作ってすごい。

  • 読後の感想は、「何が面白かったんや??」でした。高校生活をその他大勢で過ごした自分には関係のないことでしたね。。あとまあ、おっさんが読むものじゃないってことね。
    ただ、RADWIMPSを言及してるところは、さすがだなと思いました。

  • うん...青春詰め込み系だったので私に向かなかったのと、書き口もあんまり好みじゃなかったかな

  • 映画を随分前に観たけど、映画は小説のテーマを汲み取り作ったという感じがした。小説も非常に面白く、特に、言った言葉と思ってる言葉の境界線が曖昧で、その曖昧さや残酷さが登場人物の高校生らしさをリアルにさせているな、と思った。

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