思い出のとき修理します (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 6008
感想 : 603
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468892

感想・レビュー・書評

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  • ほっこりほのぼの。
    こういう本大好きです。
    時計屋さんと明里さんと太一、すてきすぎる。
    太一とともだちになりたいです。

  • 題名に惹かれて購入しました。

    思い出は塗り替えることはできないけど、修復することができる。
    すごい良いことだなぁと思いました!

    主人公と時計屋さんの、のんびりした時間の過ぎ方もすごく読んでいて心地がよかったです。
    好きな本に加わりました\(^-^)/

  • 期待が大きかったせいか・・・ものすごく退屈だった。そらもう、苦痛。

  • 最近めっきり涙脆くなった。
    読み終えた時の安堵感と、小さい時の懐かしい思い出が溢れた。

    祖母の旧美容室店舗に住み始めた主人公と時計屋の話。
    あー、胸が久しぶりにどきどきしました。特別な人が近くにいるって、こんなに緊張することだった、と実感。

    また、祖母の温かさというか、人の温かさというか。
    愛された記憶や、大切にされた思い出は、いつまでも心のうちに残っているんだなぁ。
    主人公が少し羨ましい。

  • 過去を変えることは出来ないからこそ、過去にとらわれてしまったたくさんの人達の、思い出を修復していくお話。
    タイトルと表紙に惹かれて買いましたが、表紙から受けた印象通り、暖かい時間が流れているお話でした。面白かったです。

  • ある商店街が舞台。
    ノスタルジックで不思議なことがたくさん起こるのだけど、自然とあたたかい気持ちになれる一冊でした。
    時計屋さんと主人公が段々とひかれあっていく過程も丁寧に描かれていてこのふたりなんかいいな、幸せになってほしいなって素直に思えました。

  • 優しい雰囲気のお話です。
    正直、この二人はくっついてくれなくてもよかったんですけども。お互いになんとなく意識しているのはわかるけど、はっきりお付き合いまでいかないままで終わってくれた方が余韻があってよかったかなー、と思います。
    ところどころ、設定に無理があるところも見られますが、また読み返したいお話。

  • なんか幼すぎる(登場人物が28歳なのに)、違和感を感じて物語に入り込めない
    ファンタジーなのかな、もっと子供用に作った方が良かったような

  • 【収録作品】黒い猫のパパ/茜色のワンピース/季節はずれの日傘/光をなくした時計師/虹色の忘れ物

  • 予想以上にファンタジー。
    思い出のとき修理します、とプレートを掲げた28歳時計修理屋、事情がある元美容師28歳女性がメインキャラクターの短編集。
    予想以上にファンタジー。ミステリーだというレビューもあったけど解決されない部分が多い。
    著者がこだわったという表紙のイラスト、確かにすごく惹かれたよアレ。
    いい具合にまとまったし、続編でるらしいし
    たぶん読みます次も。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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